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大手銀行カードローンの自粛の動きについて

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過去にカードローンを作らされた嫌な過去

銀行との付き合いでカードローンを作らされたことがあります。もちろん一度も使わずに即ハサミを入れてゴミ箱にポイッとしました。
数字の協力のために作ったのですが、全く使う気もなければ必要性もありませんでした。ハサミで切ってしまって後悔したということも一度もありません。今後もカードローンのためにカードを作ることはないでしょう。

大手銀行がカードローン自粛の動き

 銀行大手5グループのカードローンとアパートローンの9月末の貸付残高が14日、出そろった。カードローンの残高総額は3月末に比べ2.1%増の計1兆8609億円、アパートローンは非公表のみずほ銀行を除き1.2%減の7兆6038億円だった。
 低金利下での成長分野として、各行が事業を強化してきたが、カードローンは過剰融資、アパートローンは地方でのバブル化が指摘され、自粛の動きが広がっている。
ついに大手銀行もカードローンを問題視するようになり自粛へと舵を切ったようです。クリーンなイメージをキープするのが難しくなったのだろうと思います。

自粛するのが遅すぎるくらい

個人的には大手銀行の自粛は遅すぎるぐらいだと感じています。普通に生活をしていれば、カードローンでお金を借りなければならない事自体おかしなことです。『過剰融資が問題となったことを受け』と言いますが、以前から10%を超える高金利は問題視されています。一部のサイトでは大手銀行のカードローンは街金よりも金利が安いということからおすすめしていますが、ぎりぎりいっぱいまで金利をとっていないだけで決して安いとは思えません。

カードローンをなぜ使ってしまうのか

そもそもカードローンでなぜお金を借りなければならなくなるのでしょうか。調べてみると事情は様々なようですね。生活のためであったり、遊びのためであったり、先行投資のためであったり。得ている収入を超えてお金を一定の目的にあててしまうのですね。

信用ないから高利貸し

カードローンはアルバイトやパートのような年収100万円程度の方でも簡単に審査を通過できるようです。審査が甘いのは高い金利で回収できる見込みがあるからであって、返済能力が評価されているとはいえないと思います。もし本当に返済能力から判断するのであれば、安定した収入とはいえ、パートやアルバイトが収入だけでは判断されないでしょう。

一度だけキャッシングを利用した事がある

僕は過去にキャッシングが必要になった経験が殆どありません。一度だけクレジットカードのキャッシングを使用したことがあるのですが、少し独特な理由で使用しました。
使用したのは10年以上前の休日のことでした。銀行で引き出すと手数料が200円程度かかってしまうのが嫌で裏技のようにキャッシングを利用しました。少額であればキャッシングして平日にすぐ返済するほうが銀行の手数料よりも安かったのです。確か数十円の金利で済んだと思います。

相次ぐ融資からの撤退

銀行には大きな転換期が来ているのかもしれません。前回の住宅ローンに引き続き、カードローンの自粛と言うのは銀行のあり方が変わる予兆だと思います。今までお金を貸すことが主たる業務でしたが、今後は投資信託や保険などの手数料業務等にシフトチェンジしていくような報道も目立ちます。
店舗数の削減や人員削減などは一般消費者へのサービスは制限されていく傾向にあるのでしょう。

まとめ

カードローンの自粛というのはとてもいいことだと思います。お金を借りるということを肯定する人も多いのですが、僕はどうしても否定的な見解です。住宅ローンもお金がない人は借りるべきではないというかなり変わった考え方だと思います。当然ながら今でも住宅ローンを組むことは考えていません。
以前にも書いたのですがどんな事情であれカードローンやキャッシングなどの高金利は何をするにしても借りるべきではないと考えています。