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ニッセイインデックスファンドが信託報酬の値下げを実施

2018年6月29日にニッセイアセットマネジメントがインデックスファンドの大幅引下げを実施すると発表しました。全体的に大幅に引下げをしてます。
信託報酬も塵も積もれば山となるので少しでも下げてもらえるととてもありがたいですね。
単純計算で100万円の投資信託を10年間持ち続けた場合、0.1%の差であっても1万円の差が出てきます。今後1000万円、1億円と目指している人にとっては0.1%の差でも大きな差となってきます。
信託報酬はコストとして確実にかかってくるものなので0.001%でも安いほうがありがたいですからね。

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引き下げの背景

今回の引下げの背景には三菱UFJ国際の『eMAXIS SLIMシリーズ』の影響が大きいと考えられているようです。
わずかの差で業界最安値を狙っている感じです。
多くの投資信託が生まれて値下げ競争が激化してくれるのは消費者としてはありがたいですが、企業としては難しいところかもしれませんね。

新興国インデックスが0.1%台(税抜き)

今回最も下げ幅が大きかったのは新興国インデックスファンドです。0.339%から0.189%まで引下げられました。下げ幅はなんと0.15%となっています。ほぼ半額です。

この値下げで業界最安値となるみたいです。

つい最近まで他社も含め、新興国インデックスファンドの平均って0.5%ぐらいだったと思うのですが、ここ最近は一気にここまで下げている気がします。

僕は今現在『たわらノーロード新興国株式』で積立をしてるんですが、さすがにここまで下がるとニッセイ新興国株式インデックスやに変更していこうかなと思います。

外国株式インデックスファンドも大きく下げる

先進国を中心とした外国株式インデックスファンドも信託報酬の引下げを大きく行ってきました。もともと0.189%と低かったのですが0.109%まで下げるようです。

『外国株式インデックスファンド』は僕も積立をしているので、今回の値下げはとてもありがたいです。

変更日

変更日は以下のとおりです。
2018年7月13日
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)

 

2018年8月21日

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)

SBIはポイント還元はなくなる可能性も

僕の場合はSBIで投資信託を購入しているのでポイント還元があるのですが、ここまで下がるとポイント還元には影響が出てくるんじゃないかと思います。今後どのようなが還元率になるのかも含めてチェックしておきたいと思います。

 

『外国株式インデックスファンド』は三菱UFJ国際の『eMAXIS SLIM先進国株式インデックス』同様、おそらくポイント還元は0.03%まで下がるんじゃないかと思います。

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まとめ

信託報酬の引下げは単純にコストの引下げにつながるのでとてもありがたいです。

ここまで引下げが続くということは投資信託もずいぶんと世の中に浸透してきて競争が激しくなってきたのかもしれません。

 

ポイント還元がある証券会社を利用している場合は一応還元率にどのような変更があるかもしれないので注意しておいたほうがいいかもしれません。

今後もまだまだ値下げをする投資信託が追従する可能性もあるので注目していきたいところです。