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仮想通貨の暴落、投機的な値動きには今後も注意

先日、仮想通貨が全面的に大暴落しました。最も有名な仮装通貨ビットコインも大暴落をしており、年末200万円程度だった一時は100万円を切るまでに暴落をしました。
原因は取引所への規制の強化だと言われています。中国や韓国では全取引所の閉鎖を検討していると報じられたり、仮想通貨にお金をつぎ込んでいる人にとっては心中穏やかではない話が続いています。

⇒『仮想通貨の投資は無しだと思う理由

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大損する人が続出

今回の暴落は仮装通貨始まって以来の大きな暴落だったと思います。Twitter界隈でも悲鳴のような嘆きのツイートを見かけました。

ビットコインのシェアは日本人が4割も占めている状況を考えると打撃を受けた人は少なくないんだと思います。

値動きが投機的な動き

仮想通貨の値動きを見ていると毎日のように10%以上の値動きを繰り返していて、異常な投機的な取引が行われているんじゃないかと思っていました。

参考元URL http://sekai-kabuka.com/bitcoin.html

また、通貨として考えた場合も価格変動が新興国以上の激しい値動きを繰り返しており、通貨としての信用力も非常に低いのではないかと思っています。

リーマン級の事態ですらドル円が4ヶ月で20円弱の値動きだったことを考えると、それ以上の激しい値動きを日常的に繰り返す仮想通貨市場がいかに危険な世界のなのかがわかると思います。

最近ではビットコインチャートが17世紀のオランダで起こったチューリップ・バブルのチャートによく似ていると言われています。

一攫千金狙いの投機家

そもそも仮想通貨で損をしている人って仮想通貨がどんなもので、何がすごいのかを理解して買っているのかすごく疑問に感じています。

聞こえてくる内容も億り人になっただとか含み益がいくらあるなどお金のことばかりで、どのような通貨でなぜ伸びると思うのかを考えて購入している人の数はとても少ないと思います。

儲かる相場だから手を出したという人がほとんどではないかと思います。儲かった損をしたという話が中心で仮想通貨の何がそんなに素晴らしいのかが議題に挙がっていないことがとても気になっています。

投資として運用している人との違い

技術を確信して投資している人はここで投げ売らず持っていると思います。含み損で膨れ上がっているでしょうが、それでも手放さずにホールドしていると思います。いずれ含み損は値が戻って解消すると考えているのであれば、大した問題ではないのでしょう。

今回は多くの人が一攫千金の投機として参戦しているように見受けられます。投機として参戦仮想通貨の確信たる知識があればホールド出来たのでしょうが、知識がなければこのタイミングで手放してしまうのは仕方ないかもしれません。

まとめ

僕は以前にFXでヤケドをしたことがあります。そのときはまさに投機的な売買をしていました。確信も持てずに値動きに左右されてしまい、最終的には黒田バズーカをモロに食らって撃沈しました。そんな経験もあって投資と投機の違いがいかに大事かということを学びました。

今回の暴落は投資を初めてという方が被害にあったのではないかと思います。一攫千金を狙って投資と投機の区別をつけずにお金を投じてしまったから起こってしまった悲劇だと思います。まだまだ暴落する可能性もあるし、そうならない可能性もあると思います。

自分が投資した対象についてしっかりと知識と自信を持って望めば値動きに一喜一憂することがなくなります。今回の暴落で大損をしたという方もぜひこれを機会に投資や投機など資産運用について勉強してほしいと思います。