iPad Proを買ってから毎日使っています。これまでのiPadとは全くと言っていいほど違うものだと触れば触るほど感じています。iPad Proを買ってからは毎日少なくとも3時間は操作(遊んで)していると思います。『こんなことができる』『あんなことができる』と楽しくてついつい触りすぎてしまいます。
今回はiPad Proの無くてはならない必須のアクセサリであるApple Pencilについての良いところ、残念なところを感想として書いていきたいと思います。
Contents
値段だけの価値がある
発売当初、Apple Pencilと聞いて全くほしいと思いませんでした。しかも価格は10800円(税抜き)で決して安くない値段です。
市場に出回っていたタッチペンを想像していたので、これは流石に大失敗なんじゃないかと思っていました。
ですが、実際手にとって使ってみると、想像していたタッチペンとは全く異なるものでした。10800円以上の価値があると実感できました。
良いところ
書き心地
書き心地については紙に書いているのと遜色ないくらいのレベルになっています。硬い画面に対してペンを使うので、感触に慣れるまでは少し気持ち悪いと感じるかもしれませんが、慣れてしまえば紙同然に書くことができます。
使いこなすことができればおそらくノートはほとんどいらなくなるのではないかと思います。
最新のiPad Proはリフレッシュレートが120Hzで、Apple Pencilで書いてもほとんど遅延を感じません。YouTubeなどで動画がたくさん上がっているのですが、実際手にとってみたほうが凄さを体感できると思います。
既存のアプリのメモが快適に利用できる
Apple Pencilの登場は間違いなくメモアプリを格段に優秀なものに変えました。手書きの性能を大幅アップさせたことで非常に実用的になりました。
実際仕事で使用していますが、問題なく使用することができるレベルです。机の上にタブレットを置いておいて、さっと立ち上げてサクッとメモを取るということが可能です。
バッテリー持ちが非常に良い
Apple PencilはBluetoothで接続使用するため、充電が必要となります。通常のタッチペンなら充電不要ということを考えると不便と感じるかもしれませんが、実際使用してみるとそんなことはありませんでした。
わずか数分の充電でも長時間使用できるくらい充電できるので、ほとんど苦になることもないのではないかと思います。
『15秒で30分使用できる』なんて情報もあるくらいバッテリーの持ちは良いのです。
画像編集がメチャクチャやりやすくなった
Apple Pencilでは指先や従来のタッチペンに比べてとても繊細な操作を行うことができます。
以前までのタブレットだと繊細な作業ができず、パソコンを使って編集しなければならなかったのが、iPadProだけで十分に事足りるようになりました。
残念なところ
少し重い
Apple Pencilの重さは20.7gと鉛筆と比べると3倍以上の重さになります。長さは175.7mmと鉛筆とさほど変わらないほどの長さです。長時間使用していると意外と手に負担のかかる重さになっています。
長時間使用できるだけのバッテリーになってはいるのですが、バッテリーを使い切るくらいの長時間使用に少し向いていないのかなと思います。
体感としては1時間も続けて使用していると疲れてくるなという印象です。
持ち運びに不便
Apple Pencilで最も大きな問題点の一つが持ち運び時の収納場所です。カバーにもなっているSmart Keyboardに磁石でくっつくようになっているのですが、カバンにしまうと出す時必ず外れています。
ペンの収納が付いている純正のiPad Pro用レザースリーブを買うべきなのかもしれませんが、15800円は高すぎて到底手が出ません。
充電中が微妙
Apple Pencilの充電はiPad ProのLightning端子に直接さして使用します。短い時間である程度の充電が完了するとはいえ、少し見栄えが良くありません。
下手に触れるとApple PencilかiPad ProのLightning端子が壊れそうなので、落ち着いた場所でしか充電することはできないんじゃないかと思います。
Apple Pencilの付属としてLightningケーブル用の変換アダプタも同梱されているため、コンセントからの充電も可能です。ただ、アダプタが小さいので無くしてしまいそうでなかなか使うことができません…。
まとめ
Apple Pencilは使用した感想としては殆ど申し分ない出来だと思います。過去に使ったタッチペンとは比較にならないくらい優れたペンです。
問題点は重さや収納などで、性能では完ぺきといっても良いくらい優れものだと思います。
今後何年にもわたって使用することになると思うので、また気がついたことがあれば記事にしていきたいなと思います。