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住宅ローンで破産する人の割合が大幅に増加
住宅ローンが問題だと思う点
なぜ住宅ローンにこれほどまでに危機感を感じるのかというと、ここ数年の超低金利で借りている人がいずれ返済できなくなる可能性があるからです。
最近、低金利になる一方で住宅ローンの債権額は増額傾向にあります。以前までだと3000万円台が多かったと思うのですが、最近では5000万円前後の住宅ローンはを組む人も少なくない状況です。金利が低いおかげで多少債権額が大きくても返済できると考えているんだと思います。
低金利のうちは住宅ローンの債権額が大きくても返済予定額が増えることはないので、大きな問題はないのかもしれません。
ですが、今後さらに低金利が進むことや、低金利が長期間継続することは考えにくいのではないかと思っています。近いうちに金利が上昇する可能性は高いと思っています。
昨日見たコラム
そして昨日、SmartNewsで『賃貸vs家購入、結局どっちがいいの?リアルな理由』というコラムをみかけました。
購入派の意見に「家賃が馬鹿らしいのでフルローンで家を買いました」「賃貸は子供への財産にならない」という記事が平然と掲載されている事実をみて、本当に返済できない人の数が増えていくのではないかと不安になってしまいました。
ちょっとした雑誌のコラムと言ってしまえばそれまでですが、たぶんこういう考え方の人って決して少なくないと思うんですよね。
なぜ日本弁護士連合会はカードローンばかりを攻める意見書を提出したのか
弱者者保護主義
個人的に日弁連など法曹界にたいしての印象は、やたらと発言権が強く、弱者保護が好きということです。特に所得の低い人などには熱く保護しようという姿勢が見受けられます。
日弁連が住宅ローンに注目しないのは、それ以上の社会的弱者を救いたいという考えが強いからではないかと思います。
総量規制への関与
あくまで推測の話になるのですが、総量規制を導入した経緯に日弁連が大きく関わっているのではないかと思っています。日弁連の後押しにより、総量規制の導入が決まったとすれば、日弁連は総量規制に思い入れをする理由としては納得ができます。