以前勉強をするのに最も大事なことは習慣化だという記事を書きました。
一夜漬けなど短期間のみ勉強する方法は正しい方法とは言えません。ほとんど身につかないのにしんどい勉強をするよりも日頃習慣化して身につけていくほうがためになるんじゃないかと思います。
今回はどのようにして習慣化していけばよいのかを実体験も紹介しつつ書いてみたいと思います。
Contents
まずは得意なことを中心に勉強する
勉強の習慣がないうちは興味のないことを勉強するのはとても苦痛です。最初はまず興味のあることを勉強していけば良いと思います。無理に苦手なものから勉強する必要はないです。
算数が苦手な人がいきなり算数から勉強を始めると頭がパンクして拒絶反応を示してしまいます。
苦手なものは勉強が習慣化してから勉強を始めれば良いと思います。僕はまず勉強をする癖をつけることの方が先決だと思っています。
簡単な勉強で頭をならす
得意な分野であっても苦手な分野であってもいきなり難しいことから勉強する必要はないです。
まずは簡単なことから頭を慣らしてウォーミングアップをすれ比較的楽に勉強を続けることができます。
ただし、簡単すぎると勉強が作業になってしまい面白くありません。ほどよい難易度のものを勉強する方が集中しやすいです。
ギリギリの計画を立てない
勉強の習慣を身につけるまでは、とにかく継続することが最も大事なことだと思います。
勉強しようという意欲が湧いた時に計画を立てると膨大な量の無茶な計画を立ててしまいがちです。
ですが、人間は機械ではないので毎日同じ量をこなすということはできません。日に日に計画から遅れてしまい、最終的にはやる気まで削がれてしまいます。
やる気に満ち溢れているときは誰だって勉強できるのですが、問題は平常運転時にどのように勉強をするかだと思います。
ボリュームの目安は自分が想定している半分程度にとどめておく方が良いかもしれません。
経験則ですが、勉強の計画はほぼ間違いなく遅れます。遅れてやる気をなくすとより確実にこなしていく方が重要です。
少ないくらいの量を確実にこなしていく方が習慣化できるだけでなく、力もつきます。
決まった時間確保する
時間はできる固定した方がいいと思います。毎日同じ時間に勉強していると勉強しないことが気持ち悪くなってきます。
残業が多くて時間が固定できないという場合は、『仕事から帰ってから30分』など状況に合わせて時間を確保すると良いかもしれません。
ちなみに僕の場合は基本的には22時以降は勉強に当てています。ですが、毎回22時に始められるわけではありません。子供がなかなか寝てくれない時もあるしどうしても見たい番組(主にボクシング)があることだってあります。
絶対に勉強しなければならないと追い込みすぎると苦痛になってきます。心にゆとりを持てるような柔軟さがある方がいいと思います。
小さな目標を立てる
資格取得のために日々勉強しなければならないと思っていてもモチベーションの維持はなかなか難しいと思います。
大きな目標に立ち向かうゴールが見えなくて嫌になってしまうんですよね。
そこで、大きな目標を細分化して小さな目標を日々作っていくことが大事だと思います。英語を例にすると、最初は『1日に単語10個覚える』とかでもいいと思います。
大事なのは達成できる目標にすることです。勉強は気持ちがのらないとなかなか大変です。
達成感を味わうことは勉強を習慣化する近道になると思います。
まとめ
勉強を始めることは決して楽なことではありません。ですが、勉強は続ければ続けるほど自然と勉強できるようになります。
習慣化ができれば勉強への可能性が広がります。
ただ、お風呂に入るのが面倒だと思うことがあるように、勉強が嫌なときはどれだけ習慣化していてもやっぱり嫌です。
習慣化はするとお風呂に入る事と同じになるのであって、楽して勉強できるというわけではないということだけは知っておいてください。