最近はdポイントと名前を改めて、ずいぶんと使いやすいポイントになっているようです。
ひさびさにdocomoのサイトをうろちょろしていたのですが、dポイントを貯める新しいサービスの『ポイント投資』というものを見つけました。無駄な買い物をしてしまうくらいなら投資をしたいと考える僕にとってはポイントであっても投資ができるのは非常にありがたいことです。
今回はdポイントが実施しているポイント「投資とはなにか」、「実際に使った感想」を書いてみたいと思います。
Contents
ポイント投資とは
ポイント投資とはdポイントを使って投資を体験する事ができるサービスです。ポイントで投資信託を買うことができると考えてもらえば良いのではないかと思います。
今年の5月15日から始まったまだまだ新しいサービスですが、すでに利用者は10万人を突破しており、総運用ポイントはなんと2億2000万ポイントにものぼるようです。
投資の基準
「THEO投信」とは株式会社お金のデザインが運用しているロボアドバイザーと呼ばれるロボットに運用してもらう投資信託で、最近流行りの資産運用方法となっています。
コース
コースは「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類のみです。
アクティブコースとは名前の通りアクティブ運用を中心に行うため、値動きの幅は大きくなります。株を中心に運用されるため、おそらく景気が良いときは良いのでしょうが、不況になると急落して、ダメージは大きくなると予想されます。
バランスコースは債権の割合が大きく、値動きの幅が小さく抑えられる投資方法です。利益も小さいけれど、損失も小さいので、たとえポイントでも損をしたくないという人にはこちらのほうがおすすめかも知れません。
ポイント投資ではどちらか1種類にしか投資できません。ポイントだしガッツリ運用したいという人は「アクティブコース」、マイナスにならないようにコツコツと少しずつ運用したいという人は「バランスコース」が良いのかなと思います。
ちなみに僕はロボアドバイザーの実績をみてみたかったので「アクティブコース」を選びました。ポイントなんで損をしても痛くないですし、すごく気軽な気持ちで「アクティブコース」にしました。
それぞれのコースの内訳
内訳についてはQ&Aには詳しく書かれておらず利用規約に詳しい情報がありました。
ポイント投資の利用規約で確認したところアクティブコースは「グロース8:インカム2」、バランスコースは「グロース45:インカム55」の資産配分で運用されているということです。
グロースとは「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」、インカムとは「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」を指します。
実際使ってみた感想
最初は900ポイント運用に回して、数日後に100ポイント追加で投資をしています。
スマホでdポイントクラブのアプリから特に審査もなく簡単に始められました。口座をつくる手間もないので、投資を体験してみたいという方にはおすすめできるサービスだと思います。
良い点
気軽に投資を勉強できる
『ポイント投資』の良い点は投資についてとても気軽に学べるということです。
本格的に投資をしようと思うと、証券会社の口座を開設するにも手続きが面倒だし、お金のことなのでメンタル的にもうまく考えて付き合わないといけません。
投資中は有効期限がない
dポイントは失効期限は48ヶ月となっています。利用し続けていてもポイントの有効期限は更新されないポイントなので、有効期限を気にする必要のあるポイントです。
ロボアドバイザー体験ができる
ポイント投資はTHEOを利用しているということなので、ロボアドバイザーの体験にもなると思います。
ポイント投資だと損得なしに投資ができるのでロボアドバイザー体験も兼ねてポイント運用できるのはすごくありがたいです。
良くない点
情報が分かりにくい
何に投資しているのかが非常に分かりづらいというところがポイント投資のよくないところだと思います。利用規約には書かれているのですが、もう少しトップページからもわかりやすく書くべきなんじゃないかと思います。
種類が少ない
先程も書きましたが、ポイント投資は「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類のみです。
投資は自分でどの程度の割合で投資をするかを考えて行うのが楽しいんですが、そういった部分はまったくないです。
柔軟性が出てくればもっと面白いサービスになるのになぁと思います。
まとめ
僕自身、投資信託は毎月積み立てているのですが、ロボアドバイザーは使ったことがありませんでした。リスクをほぼ取らずロボアドバイザーを体験できるのは非常にありがたいです。
今後もこういったポイント利用の多様化はまだまだ進むのではないかと思います。