私事なんですが、実は結構難しい試験に合格することができました。
勉強していることは書いていなかったのですが、長年『司法書士試験』にチャレンジしていました。
勘のいい人は記事を見て法律系の資格を勉強してるなってことに気がついたかもしれません。
難しすぎて諦め気味だったのですが、今年の試験やっとで司法書士試験に合格することができました!
長年の呪縛からやっと開放されました。いやぁー、辛かった…。
Contents
司法書士ってどんな仕事?
司法書士って意外と知られていないんですよね。
頻繁に行政書士と間違われるんですが、全く異なります。
司法書士は登記が主な仕事となっています。
不動産や会社の登記を行うのが主な仕事です。7割、8割はおそらく登記がメインです。その他にも後見業務や供託業務、訴訟書類の作成なども仕事として行っています。
行政書士は契約書の作成業務や官公庁への提出書類の作成業務などを行っています。一方で登記申請の代理業務は業として行ってはいけません。
司法書士の難易度
司法書士は国家資格の中でも相当難しい試験とされています。
合格率は3%前後なので、かなり勉強していないと合格はできない試験だと思います。
最近は受験者数が減少して更に試験の難易度が上がっている傾向にありました。
『資格の取り方』というサイトでは超難関資格として紹介されています。
国家資格の中で3番目に難しい資格として紹介されていますが、それはちょっと言い過ぎだと思います。
比べようがないのでよくわからないですが、司法予備試験や医師資格の方が難しいと思います。
ですが、国家資格の中でトップ10には間違いなく入ってくると思います。
しんどかった受験戦争
僕は決して頭が良い方ではないし、働きながら、子育てをしながらの受験がすごく大変でした。
受験時代の話はまた別途詳しく書かせて貰おうと思いますが、とにかく苦しかったです。
勤め先があまりにも給料が安いのでお金もなく、そのせいで講義も満足に取ることができないので、基本的に在宅で勉強しました。
給料があまりにも安いので、生活費もかなり工夫してやりくりをしていました。共働きなのでなんとかギリギリ生活はできましたが、貯金はそれほどたくさんできませんでした。
お金のことを考えると、このままの給料ではとてもではないですが厳しかったです。
趣味で日記程度に書いていた無料ブログをやめ集客も目指してワードプレスでブログを書き始めたのも、お金を生み出す方法として真剣に考えだしたからです。
貯金はできなくても日々ご飯を食べるのはなんとかなっていましたが、出口の見えない受験戦争は本当にしんどかったです。
司法書士試験のゴールは『合格』か『諦める』の2択しかないです。諦めない限りいつゴールに辿り着くかもわからないのです。
ここ数年はあと一歩という状況が続いていました。
このあと一歩がとても遠く険しかったです。
今年の試験の手応え
今年の試験の手応え終わった瞬間は例年通りの手応えくらいでした。
合格は難しいかもしれないと思っていましたが、自己採点をすると合格の可能性も十分にある状態だということがわかりました。
それでも合格できるという自信はありませんでした。
合格に届くかどうかは非常に微妙なラインだと思っていました。
案の定、合格最低点からわずか4点高かっただけで、非常に微妙なラインであったことには間違いありませんでした。
不動産登記法の記述はかなり手応えがあったのですが、そこまで良い点数ではありませんでした。
逆に手応えが不十分だった商業登記法の記述の点数が妙に良かったので驚きました。
終わりに
難関と言われる司法書士試験についに合格することができてホッとしています。
ただ、これからが本番だと思っています。司法書士試験に合格したのはあくまで、スタートラインに立てただけだと思いっています。
まだまだ今後の具体的な構想は練れていないので、仕事をこなしつつじっくりと先のことを考えようと思います。
司法書士試験に合格すると早速いろんなことが変わりつつあります。
お仕事の誘いなんかも受けていたり、多くの人と知り合う機会が増えたりして少々戸惑っています。
別に人間が変わったわけではないのに、対応が大きく変わるのには驚きです。