僕は昔めちゃくちゃテレビを見てました。というよりも我が家が常にテレビがついている環境でした。
一日中付いてたんじゃないかと思うくらいテレビがついていたと思います。
誰もテレビを観ていないのにテレビがついている環境で育ちました。
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テレビって学力に影響するんじゃないかという疑問
テレビが一日中つきっぱなしの家で育った僕の成績は可もなく不可もなく超平均的な成績でした。平凡な高校に進学し、平凡な大学を卒業しました。
テレビを観る時間を減らした生活に変わってから、当時からテレビのない生活を送っていればもっと自分を成長させることができたんじゃないかと少し後悔したりするのですが、果たしてテレビって学力に影響を与えるものなんでしょうか。
学力とテレビに因果関係はあるのか?
『テレビをみるとバカになる』と昔からよく言いますが、テレビと学力についての関係って本当に悪いものなんでしょうか。僕もなんとなくそんな気がしていますが、それは実は思い込みなんではないかとも思うのです。
今回はそんなテレビと学力の関係について色々と調べてみました。
テレビは少し見るのはむしろ良い
テレビをみることで学力が低下するのかというと答えは「ノー」です。実は少しみるくらいが一番学力の高い子供が多いというのです。
文科省の調査によると『平日のテレビが1時間未満だと全く観ない子供よりも学力が高かった』というのです。
この時点でテレビが学力に悪影響を与えていないということがわかると思います。
見すぎるのは悪影響
ですが、一時間以上になると長時間になればなるほど学力の低下の傾向があるようです。テレビを見るということで学力が低下するということはないようですが、長時間の視聴は勉強時間を取らなくなってしまうためか、大きな影響が出てくるようですね。
なんでも限度を超えるとどこかに影響が出てくるのでしょうね。
逆に全く見ないとかえって学力を下がる傾向にある
テレビと学力低下ということには因果関係はないということのようですが、反対に全くテレビを見ない子と見ることを比べた場合には学力に差が出たという研究結果もあるようです。
『テレビを見ない子』と『テレビを見る子』を比較すると『テレビを見る子』の方が学力が高く、学力には悪い影響どころか良い影響を与えていたというのです。
特に貧困層においては良い影響を与えている傾向にあったようです。
重要なのはオンオフが出来ること
文科省は『知識の習得に役立つのではないか』と書いていますがそれは間違いだと思います。別にテレビが知識の習得に役立つということはないでしょう。
重要なのは見る見ないのオンオフが出来ることなんではないかと思います。テレビを観て惰性で見てしまう子というのが、一日に4時間以上も見続けてしまう子供だと思います。見たい番組だけを見ていれば、毎日そんなにテレビを見る必要はないでしょう。
4時間以上ダラダラと見続けてしまう意思の弱い子よりも1時間以内を娯楽として楽しめることのほうが学力が高いというのは当然のような気がします。
テレビ=学力低下は間違い
全く見ない子とテレビを4時間以上見る子が同じように成績が悪くなるということは、テレビを見る子が馬鹿になると言うのは間違いだと思います。テレビと上手に付き合えず
つまり、テレビをみることが学力に直接影響するということはないということですね。
まとめ
テレビは節度を守ってみることができれば決して悪いものではないようです。我が家のような貧困家庭の場合はむしろいいようなので、子供には節度を守ってみることを覚えさせていこうと思います。
僕もたまに気晴らしでスポーツを見る分には最高だと思っています。
ただテレビの怖いところは惰性で見続けてしまうことだと思います。今後はおそらくテレビをつけっぱなしということはないでしょうが、上手にテレビと付き合っていきたいものです。