FXで成功はあり得るか?

僕は5年ほど前に友人の誘いでFXをはじめました。当時資産運用について全く不勉強の僕は為替取引なんてなんかすごく大人な感じがして魅力的に感じました。お金を増やすといえば仕事をする、貯めるといえば貯金をするという生活をしていた僕にとっては革命的な出来事でした。お金でお金を増やす発想はお金持ちだけができる特権のように思っていました。



FXとは

FXを知らない人にも簡単に説明すると『外国為替証拠金取引』といって為替の売買の差額で利益をあげることを目標とする取引方法です。
1ドル100円で購入し、1ドル110円で売却することができれば10円の利益を生み出すことができます。
1ドル100円で購入し、1ドル110円で売却すれば単なる『為替取引』です。FXは『証拠金取引』のため、100円で1ドルを買うわけではありません。FXでは100円を証拠金として証券会社等に入金し10ドル分(最大25ドル)の通貨の取引を行えます。軍資金の最大25倍の取引が行えるため10万円分しかなくても250万円分のドルの取引ができてしまうわけです。このように元手を証拠金として数倍の取引を行うことをレバレッジと言います。レバレッジ5倍といえば10万円で50万円分の通貨の取引を行っているということですね。
つまりハイリスクにはなりますがハイリターンを狙えるんです。実際の為替取引よりも手数料も安いためとても人気な取引方法となっています。
最近レバレッジを25倍から10倍まで下げる動きとなっているようですね。
少額の軍資金で大きな利益を狙えるのがFXの最大の特徴ですね。

予想は簡単か

FXを始めるまでは過去の為替を考えると為替を予想するってめちゃくちゃ簡単なんじゃないかと思っていました。1ドル80円だったら買えばいいし1ドル130円だったら売れば儲かると考えていました。
ですが実際始めてみるとそう簡単ではありませんでした。レバレッジを効かせて取引をするということは、証拠金の額までしか取引をする事ができないということです。
為替って実は雇用統計やGDPの発表時にはかなりの値動きがある場合があります。20倍を超えるようなハイレバレッジで取引をすると一日で証拠金の限度額に達しロスカット(強制決済)をされてしまうことだって頻繁に起こりうるんですよね。短期的値動きは経済情勢にあった動きをしてくれないことが多いため、読み取ることはできないと思っています。チャートから読み取る手法、技術が重要と言われていますね。僕には残念ながら全くできませんでした。
年単位の長期的な目線で見ると為替の変動はもっと大きなものとなります。かなり変動します。リーマンショックが起こった2008年にはドルは84円まで下落していました。2011年の関東大震災時には更に下落が進み75円の超円高になってしまったのです。ですが今では110円前後です。わずか5年の間に1ドル35円も円安が進みました。
予想のできない短期的な取引でも予想外の事態が起こりうる長期的でも高いレバレッジを掛けて取引をするのはかなり難しいということが言えると思います。

体験談

僕の場合は第1次黒田バスーカによって崩壊しました。長期的な目線からユーロをハイレバレッジ高めで売りポジションを抱えていたのですが、予想外の円安で衝撃を受けました。実際ユーロは一時的には円安に進みましたがその後ギリシャ危機などもあり、円高の流れとなりました。額としては大したことはなかったのですが、ワードプレスを始めることも一大決心の僕にとってはしばらくは仕事も手に付かない放心状態が続きました。
ここから学んだことは経済情勢の予想以上に為替の値動きの予想はこんなんだということです。どこに結論を持っていくかによって答えは変わると思うのですが、僕の読みは大枠では外れてはいませんでしたが、大負けをしてしまいました

心のゆとりが重要

ハイレバレッジでの取引は心のゆとりを奪います。体験者が語るのだから間違いありません…
少しプラスが出ればすぐに決済したくなるし、すごい速度でマイナスが積み上がると損を確定させたくなくてロスカットされるギリギリまで決済ができませんでした。
高いレバレッジをかけると自分の器以上の取引をすることになります。その結果、小さな値動きで一喜一憂してしまう可能性があるのです。意外と人間は脆いもので正確な判断をできなくなることは珍しくないと思います。どんな状況でも冷静な判断をできるのであればいい結果につながるかもしれません。

投資としては成立しているか

為替取引に限らず僕はレバレッジを掛けて利益を拡大させる証拠金取引は投資ではないという結論に達しています。インターネットでFXと調べれば今でも素晴らしい投資方法という宣伝文句が並びますが、正しいとは言えないと感じています
少し投資と呼ぶにはギャンブル性が高すぎるし、差益で儲けるキャピタルゲインが中心となっているからです。

結論

僕はこの数年でだした結論は『FXはギャンブル性の高い投機である』ということです。かなりの確率でマイナスになるギャンブルとまでは言いませんが、損をする可能性は非常に高いと思っています。僕のこの結論はハイレバレッジで短期トレードを試みた場合に限定した結論です。
レバレッジが3〜5倍程度であればロスカットされる可能性もかなり下がりますし、含み損が出続けていても長い目で見れば含み益をもたらす可能性も十分にあります。
過去は軍資金の50%以上をふっ飛ばしたこともありますが、最近ではレバレッジを3〜5倍に抑えて年間利回り10%程度の低リスクでコンスタントに利益を積み上げています。売買益を多くは狙わずスワップ中心でただただ保有し、利益を上げているという状況です。初年以外は勝ち越してはいますが、総額で言うと負けています。高い勉強代でした。
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