お金

投資信託は商品の種類が多すぎる!多種多様の投資信託から選んだ方法。

投資信託と一言で言っても種類は非常に豊富です。

僕が使っているSBI証券も投資信託は2514本(平成29年9月30日付)もあります。

※令和1年11月10日時点で2654本に増えています!投資信託を買う人が増えれば増えるほど増えていくのではないかと思います。

いきなり2514本どれが良いのか本当によくわかりません。僕もすべてを把握しているわけでなく、自分の決めたルールに則って投資信託を購入しています。

今のところ大きな見直しをする必要も感じていませんのでこのまま着々と投資信託を積み上げていきたいと思っています。

Contents

投資信託は損することが多いのも事実

投資信託は実際損する商品というのは非常に多いです。なぜ損をする人が多いのかと言うと、勉強が不十分なのに大きく儲けようとするからです。

証券会社に勤めているプロと呼ばれる方ですら、うまく運用が出来ないと考えた方が良いと思います。

特に証券会社や銀行員が営業で全面的に営業をかけてくる商品は要注意です。

営業マンが売りたいと思う投資信託は手数料や信託報酬が非常に高いものがとても多いです。

自分に知識がないことを認めつつ、営業マンの言いなりにはならないことが重要です。言いなりになってしまうと、損をした原因もわからなければ、搾取されてしまう可能性もあります。

勉強をせずに大きな利回りを狙いに行くことはやめておいたほうが良いでしょう。

多種多様な投資信託から選別するには

投資信託には株式一本に集中した商品や債券も一部取り入れたバランス型の商品など、本当に千差万別です。

どのように投資信託を選択すればよいのかはどれだけリスクをとれる資産なのかによって異なります。

特段使う予定がないお金だと株式で構成された投資信託が良いだろうし、あまり冒険できないと思うのであれば債券を織り交ぜた方がいいでしょう。

どのような資産でどのような目的で投資するかが重要です。 債券は株とは違って比較的値下がりしにくく、着実に利益を上げてくれます。そのかわり利回りはそれほど良くありません。

例えば三井住友・日本債券インデックスファンド』という日本の債券のみで構成されたインデックスファンドではリーマンショックやサブプライム、関東大震災の影響はほとんど受けていません。

そのかわり、利幅が狭く、15年でトータルリターンはたったの28パーセント程度となっています。

日本の債券は特に金利が安く、利回りとしては良くない印象です。外国債券はどうかと言えば、日本債券よりも高い金利ではあるのですが、為替変動の影響が非常に大きいため日本債券のような安定して利益が上がるということはないようです。

為替の影響を受けるため、不安定ではあるのですが、日本債券よりも利回りは良いようです。 『三井住友・DC外国債券インデックスファンド』は同じく設定されて15年ほど経っていますがトータルリターンは100%に迫っており、日本債券の4倍近くの数字を叩き出しています。

外国債券も為替の影響は大きいのですが、確実に増え続けているという印象です。   反対に株式は利回りはいいのですが、景気の動向に大きく左右されるため、一時的・中長期的に大幅な赤字となることも考えられます。

『失われた20年』と言われる日本の日経平均をベンチマーク(基準)とした『ニッセイ日経225インデックスファンド』をみてみると13年のトータルリターンは124%とそこそこの値を叩き出しています。

ですが、安定的に伸びてはおらず民主党政権時代には最悪の状態が続いてしまいました。安倍政権発足後は順調に回復の兆しを見せていますが、景気の動向に大きく左右されるため今後どうなっていくかは非常に予想が難しいと言えると思います。

バブル期から日経平均ファンドを保有していた場合、配当を考慮しても未だに含み損を抱えている可能性もあるのではないかと思います。

ちなみに僕は始めたばかりなのですがリスクを取って株式中心の投資信託ばかりを持っています。

最近は時間の限られた資産での運用も考えているため、債券についても購入することを考えています。

インデックスファンドの分散投資

勉強する時間なんて十分に取れないけど、投資信託を買ってみたいという方にはインデックスファンドがおすすめです。

インデックスファンドとはベンチマークに沿った値動きを目指す投資信託で、他人と比べて大勝ちということはできませんが、比較的確実に利益を積み上げてくれてる投資信託です。

ですが日本経済のように長期的なデフレに陥ってしまい、株価が低迷してしまうこともありえます。せっかく投資信託を買ったのに全く伸びなければちっとも面白くありません。

そこで僕は分散投資を行っています。大きく分けて先進国、途上国、日本の3つに分けて投資信託を購入しています。

こうすることでリスクを分散でき、日本のような超長期的なデフレが起こっても他のインデックスファンドが補ってくれる状況を構築していこうと考えています。

手数料はできる限りやすいものがおすすめ

インデックスファンドの購入は一番に手数料を気にすべきだと思っています。手数料というのは買付手数料や信託報酬などを指します。

インターネットで投資信託を買えば買付手数料はかからないため、信託報酬を確認することが最重要になります。

インデックスファンドの手数料はアクティブファンドと呼ばれるベンチマーク以上の成果を出すことを目的としたものよりも圧倒的に安いです。『ニッセイ日経225インデックスファンド』の場合信託報酬は0.27%となっています。

実質コストをみても0.28%程度となっています。

一見安いと感じますが、たとえ信託報酬が0.1%であっても1000万円投資信託を購入した場合、1年間で1万円も信託報酬がかかってしまうのです。

先程の『ニッセイ日経225インデックスファンド』だと年間で28000円も手数料がかかってしまう計算になります。

住宅ローン同様、信託報酬は非常に重要な数字なのです。

最近は政府が投資を促している事もあってか、証券会社も信託報酬が安い商品を次々に販売しています。

投資信託を買う前に読んでほしい本

投資信託を買う前にかならずしてほしいことは本を買って読んでほしいということです。

ネットでブログだけに目を通すのではなく、きちんと本を読んで勉強する方が自分の身にもなりますし、ブログを読む上での前提知識も本を読むことでしっかりとつけることができます。

私がおすすめするのは『ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理』という本です。

株や投資に興味があるという人には必ずと言っていいほどこの本を勧めます。株式投資に関する本では名作中の名作だと思っています。

問題があるとすれば初心者の方はすんなりとは読めないことだと思います。僕は投資に関する知識が0の状態で読んだため、読み切るのに非常に苦労しました。

言葉の意味がわからないため、調べては読み、調べては読み進めとした記憶があります。

2回、3回と読んでいくうちに言葉にも慣れ、この本の凄さをようやく知ることができました。

他にも『敗者のゲーム』などもなかなか読み応えもあり、内容の濃い本でした。

終わりに

投資信託を買うときには自分にあったものを見つけるため、しっかりと勉強をしたほうが良いと思います。

人が言うことはあくまで目安程度に考えて、どれだけ自分がリスクをとれるのか、どれだけの期間投資をすることができる資産なのかを考えて投資をしていきましょう。

ポートフォリオがどんな形になるかは千差万別になって当然のことと思います。