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映画館のアルバイトをすぐにやめた3つの理由

大学生時代に映画館でアルバイトをしていたことがありました。今はどうなのかはわかりませんが、当時は映画館のアルバイトって結構人気が高い種類のアルバイトでした。

 

なぜ人気だったかというと映画がタダで観ることができるからです。学生時代、映画が好きだったのでタダの映画につられて短期のアルバイトをしたことがあります。

ですが、正直に言って映画館のアルバイトはやめておいたほうがいいでしょう。今、もし学生に戻っても映画館のアルバイトだけはしないと思います。

今回は映画館のアルバイトの何が良くなかった3つの理由を書いてみたいと思います。

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時給がめちゃくちゃ安い

僕が学生時代の話ですから10年以上前の話になるのですが、映画館の時給は地域の最低時給でした。人気の高いアルバイトだったため、時給が安くても人が来る状態だったわけですね。

 

しかも時給の割りになんでもやらされました。僕の所属したのはもぎりと言って映画のチケットを確認する仕事だったのですが、その他にも上映後の映画館の掃除や売店でのパンフレットの販売、トイレ掃除なども行なっていました。

 

特に嫌だったのがトイレ掃除です。接客を希望してアルバイトしたのに、トイレ掃除はさすがにひどいだろうと思いました。

特典が半分以上嘘だった

映画館のアルバイトといえば映画を好きなだけ見ることができることだと思います。ですが、僕の場合、結局映画を1本もタダで見る事なくアルバイトを終えました。

なぜ映画を1本も見ることができなかったかというと観ても良い時間がかなり限定されていたからです。僕の働いた映画館は短期アルバイト期間中、観ても良い映画は朝1番の1本目の映画のみでした。

 

ですが大学生のアルバイトが働く時間はレイトショーの時間帯がほとんどです。映画が終わるのは0時を越えるのに、朝8時台の映画を観ることなんて不可能に近いです。

もし8時からの映画を見たとしてもその日の夕方にまたアルバイトがあるので、何度も映画館と家を往復しなければならなくなります。

今思うとそもそも見せるつもりなんてなかったんだなと思います。Cinema

 

ほかにも新作のチェックも兼ねて上映会を行うのですが、それも映画館がオープンに行うため、朝の5時くらいに上映します。結局、夜中に働くアルバイトには特典を受けさせる気は無かったんですね。

タダで映画を見られた特典が本当だったとしても映画館でのアルバイトの時給の安さは割に合いません。

当時の話になりますが映画館はほかのアルバイトよりも100円以上時給が安かったです。

月に100時間働くと10000円以上の差になります。10000円あれば映画館で映画が5本以上も観ることができます。

つまり、元を取ろうと思うと月に5本以上映画を見なければならなくなります。

ある程度映画は好きですが、月に5本以上映画館で映画を観るなんてこと僕はいままで一度もしたことがないです。

従業員が微妙だった

当時アルバイトをした映画館はかなり大手の映画館でした。ですが、社員のほとんどは契約社員で話している内容も非常にレベルが低かったのを覚えています。すぐにキレる人やパチンコで勝ったと自慢話をしている人などとにかく微妙な人ばかりでした。

 

アルバイトはみんな大学生くらいの若い人たちばかりなので、あまり仕事に対する意欲は高くありませんでした。任されている仕事はそれなりにこなしているのですが、プラスαの仕事は一切ありませんでした。

言われた仕事をなんとなくこなすという作業は当時の僕にとってはすごく退屈で面白く無かったです。

まとめ

映画館のアルバイトは楽をしようと思えばいくらでも楽をすることができます。同年代の人たちと働けるので、気楽に仕事をできると思います。

ただ、自分にとって何かプラスになるかを考えると経験値として多くは得られないでしょう。当時の映画館のアルバイトの経験が今生かされているかというと何も生かされていないと思います。
まあ、こうしてブログの記事を一つ書けているので、少しは意味があったのかもしれません。

 

また、もし映画が好きだというのなら最低時給で働いて特典を使ってタダで観るよりも、普通の時給をもらって月に何度も映画を見に行くほうが最終的には安上がりだと思います。