司法書士

個人経営の司法書士が感じるコロナウイルスの影響

いまだに猛威を振るうコロナウイルスですが、これからますます経済への影響は大きいものと推測されます。

さらには緊急事態宣言もだされるであることもこのブログを書いている時にはほぼほぼ確定しています。

私自信、独立をしてすぐこのような事態になってしまい、すごく驚いています。

みなさんが気になるのは、実際の経済的な影響について、どれくらいの影響が出ているかということではないでしょうか。

司法書士として独立してまだ数ヶ月ほどしか経っていない状況の私のコロナで受けた影響について書いてみたいと思います。

Contents

経済的な影響は限定的か

まず、経済的なダメージですが、正直なところよくわからないというのが本音です。

現在のところ売上も一応は順調に伸びています。ですが、コロナがなければ、もっと売上を伸ばせた可能性があるのも事実です。

一部、想定していた仕事がコロナの影響で完全にストップしてしまっているので、影響がないわけではありません。

現在のところ影響が限定的であるというだけで長い目で見ると影響は大きくなってくるであろうと思っています。

実際に感じる具体的な影響

営業活動が一切できない

今のタイミングで軽はずみに営業活動を行うことは逆に不信感を与えてしまうことになりかねないし、場所によっては一切の面会をお断りしているというような得意先も存在します。

私もいくつかお会いさせていただく予定があったのですが、先方から「コロナが収束するまで延期してほしい」というような申し出がありました。

営業が十分にできていないので1年後に仕事がちゃんとあるかどうかはとても不安です。

今はなんとか生活できていますが、今後どのようになっていくのかは全く予測がつかない状況です。

決済の遅延

今まさに影響を受けているというわけではありませんが、数ヶ月後には決済の遅延が発生することは間違いないでしょう。

すでに遅延するという連絡がいくつか入ってきています。

遅延の理由は、中国で生産していた部品が入荷できず、工期が伸びてしまっていることです。

未完成の状態で引き渡しが可能になったとニュースで報じられたいましたが、そうは言っても現状遅れるという連絡は受けています。

一時的な措置として未完成での引き渡しが可能とはしていますが、今後決済業務に大きな支障をきたすのは間違い無いでしょう。

仕事時間の確保

最も大きな影響を受けているといっても過言では無いのが、仕事時間の確保です。

小学校1年生になる子供がいるのですが、本来学童に通う予定だったのが、コロナの影響で現在休校中となっています。

平日の昼間の時間帯ずっと家にいるので、妻が仕事に出かけている時間帯は私が自宅で子供の面倒をみています。

子供を見なければならない時は基本的にリビングなどで仕事をするようにしていますが、正直なところ全くと言っていいほど仕事が進みません。

特に午後になると退屈になってくるようで、頻繁に遊んでほしいアピールがあるので、特に仕事にはならない状況です。

私も子供と遊びたいのはやまやまですが、仕事が一向に進まない日々が続くとストレスが溜まってきているのも事実です。

大手事務所は意外と能天気

他の事務所の方と色々情報交換していますが、大手事務所ほど意外と能天気です。

緊急事態宣言が出るような場面であるにもかかわらず、コロナの話題を出さないようにしている事務所もあると聞いています。

朝礼でもコロナの話を一切せず、何事もないように仕事をしているのだそうです。

大手の場合、リモートワークに切り替えることも難しいため、全く対応ができていないというのが現状のようです。

2020年、2021年はとても厳しい経済状況になる

今すぐにという影響は限定的ではあるものの、長期的に見ると間違いなく影響を受けるでしょう。

今後の影響を予測して、リスク分散をするためにもブログの強化や司法書士以外の分野の仕事も意識していかなければならないのかなと思っています。

今年、来年は世界経済、日本経済は大変なダメージを受けるでしょうね。みなさんも覚悟しておいた方がいいと思います。

終わりに

今後日本経済、世界経済はもちろんのこと、日本の不動産はとても大きな影響を受けるでしょう。

日本は人口減少も相まって不動産価格は下落の一途を辿るとしか思えません。

私個人としては独立してすぐだったので、従業員がいなかったのは不幸中の幸いかなと思います。

これだけ経済不安大きければ、とてもではないですが人を雇い続けることは難しいだろうと思います。

とにかく、今は我慢の時ですから、グッと堪えてがんばっていこうと思います。