今年のドラえもんの映画「のび太の宝島」が興行収入、観客動員数共に歴代最高となりました。実際観てきましたが、大人も子供も楽しめる映画に仕上がっていると感じました。
映画を観に行って内容を知っていたので大ヒットはしてもおかしくないとは思いましたが、歴代最高というのは驚きました。
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興行収入
「のび太の宝島」では48億8000万円と歴代で1位の興行収入となりました。
これまでドラえもんの映画で興行収入が歴代1位だったのは、2017年公開の「のび太の南極カチコチ大冒険」の44億3000万円です。
声優が入れ替わって以降、おおよそ30億円台で推移していましたが、最近になって毎年過去最高の興行収入を記録しています。
1980年のドラえもん初の映画「のび太の恐竜」は15億6000万円と現在の規模のわずか3分の1ほどのものでした。38年かけて市場規模を3倍にも膨らませてきたわけですね。
観客動員数
「のび太の宝島」は現段階で観客動員数が428万人となり、歴代最高となりました。
これまで歴代1位だったのは1989年公開の「のび太の日本誕生」の420万でした。ずっと超えられなかった旧声優陣の記録をついに乗り越える結果となりました。
出生数が100万人を切る少子化に子供用映画が記録を塗り替えたというのは本当にすごいことだと思います。
まとめ
実際に「のび太の宝島」を子供を連れて観てきましたが、僕も娘も楽しめるような映画でした。
子供向けの映画でありながらも、脚本を「君の名は。」のプロデュースをした川村元気さんを抜擢して物語に深みをもたせたり、星野源さんが歌うエンディングでは大人世代が喜ぶような懐かしいメロディを取り入れていたりして、過去の作品と比べても大人が楽しめる仕掛けを作っていると思います。
ドラえもんはターゲットが子供だけでなくなっているんですね。
だからこそ歴代最高の観客動員数、興行収入になったんだと思います。
今後も破竹の勢いで歴代記録を塗り替えるようなドラえもん映画を作り続けてほしいと思います。
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