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ドラゴンクエストの歴史と販売台数の推移

ソフトを出せば当たり前のように大ヒットを記録しているドラゴンクエストシリーズは今でも大人気のシリーズ作品です。国内では敵なしといってもいいほどの売上を誇ります。
僕もドラゴンクエストⅩを除いて、ドラゴンクエストシリーズはリメイクも含めてほとんどプレイしているんじゃないかと思います。子供の絵本『ぐりとぐら』のように新しいゲーム機を買えばシリーズ作品を購入してしまいます。それくらい当たり前にドラゴンクエストシリーズを買っています。同じようについついドラクエシリーズを買ってしまうという人も決して少なくないんじゃないかと思います。

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ドラゴンクエストの歴史

ドラゴンクエストシリーズは今から31年前の1986年5月27日に任天堂発売のファミコンから発売されてスタートしました。当時、パソコンゲームとしてはすでに人気のジャンルとして確立されていましたが、家庭用ゲーム機のオリジナル作品としては初めてのロールプレイングゲームとして人気を博しました。
ドラゴンクエストの生みの親は堀井雄二さんがアメリカを訪れた際にロールプレイングゲームに出会い、感化され作成されたということのようです。

ドラゴンクエストの凄さ

ドラクエシリーズと言えば堀井雄二さんの独特なワードセンスと鳥山明さんのオリジナリティあふれるキャラクターセンス、すぎやまこういちさんの素晴らしい音楽はプレイヤーを魅了しています。

堀井雄二のワードセンス

堀井雄二さんの言い回しとして「へんじがない、ただのしかばねのようだ」というセリフがとても有名です。
「へんじがない ただのしかばねのようだ」に込められたメッセージを読み解いているブログがおもしろいのでご紹介しておきます。なんてことのない一文として見落としてもおかしくないようなものにまでたくさんの解説が付くくらいすごいことをしているわけなんですね。

鳥山明のオリジナリティあふれるキャラクター

鳥山明さんの凄さは何と言っても「スライム」でしょう。当時からスライムは敵キャラとして定番だったのですが、鳥山明さんがデザインしたようなスライムではなく、おもちゃとして販売されているようなスライムが主流でした。ですが、鳥山明さんは目と口をつけてとても愛らしいキャラクターにしてしまったのです。

たった5分で完成させた名曲メロディ

すぎやまこういちさんはドラゴンクエストの音楽を依頼され、たったの5分でドラゴンクエストのメインテーマである『序曲のマーチ』のメロディを作成してしまったというのです。作曲もわずか1週間で完成してしまったということです。今でもドラゴンクエストのテーマと言えば多くの人が頭に浮かんでくる名曲です。

当初は一年に一回の発売

ドラゴンクエストはⅠ〜Ⅲまで1年毎に発売されていました。Ⅳ〜Ⅵまでは2,3年で発売されていましたがPlayStationから発売されたドラゴンクエストⅦからは随分と発売までの期間が長くなってしまいました。最新作のドラゴンクエストⅪはオンラインゲームのドラゴンクエストⅩを除くと約8年ぶりの発売となりました。

ミリオンヒットシリーズ全てがミリオンヒット

ドラゴンクエストを調べた時に驚いたのがすべてがミリオンヒットを記録しているということです。しかもⅠとⅩ以外は毎回おおよそ300万本前後の売上を記録しています。社会現象を起こしたドラゴンクエストⅢが最も売れているのかと思いきや販売本数は約380万台とシリーズで3番目に売れた作品となっています。最も売れたソフトはドラゴンクエストⅨの437万本となっています。
発売するたびに販売台数を更新するというわけではありませんが、ばらつきが少なく、出せば売れるというシリーズとなっています。

世界的にはファイナルファンタジーの方が圧倒的に人気

日本では毎回300万本前後売れる人気シリーズですが、世界的にはそれほど人気が高いというわけではありません。比較的単純なストーリーで親しみやすいのですが、グラフィックはファイナルファンタジーシリーズには見劣りする印象です。
ストーリーの細やかさや、グラフィックの美しさを考えるとボク個人としてもファイナルファンタジーシリーズのほうが優れているのかなと思います。

まとめ

これだけのヒットを国内で長年記録し続けた、ドラゴンクエストは今や国民的ゲームと言えるでしょう。衰え知らずの人気は今後も続くことでしょう。
今後もわかりやすいストーリーと茶目っ気のあるセリフや愛くるしいキャラクターなどで多くのシリーズを出してほしいと思っています。