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ファイナルファンタジーシリーズの最も売れた作品と販売推移

RPGの人気シリーズと言えば以前にランキング販売推移の記事を書いたドラゴンクエストシリーズですが、ついで根強い人気作品といえばファイナルファンタジーでしょう。
今回はドラゴンクエストシリーズと共に人気のRPGシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズの一番売れた作品や販売本数について書いていきたいと思います。
続編を含めると数が増えすぎてしまうため今回はⅠからⅩⅤまでの作品でグラフ等を作成しています。

Contents

国内で最も売れた作品は『ファイナルファンタジーⅧ』

シリーズ史上最も売れた作品は『ファイナルファンタジーⅧ』です。
一番売れたのはその一つ前の作品の『ファイナルファンタジーⅦ』だと思っていたので個人的にはかなり意外な結果かなと思っています。
Ⅶはめちゃくちゃ面白かった記憶があるし、今でもやりたいなと思います。ですが、Ⅷは当時映像には驚かされましたがあまりハマることなく終わってしまったゲームだったと思います。

『ファイナルファンタジーⅧ』が売れた理由の推測

なぜこれほどまでに『ファイナルファンタジーⅧ』の販売本数が伸びたのかは2つの要因が考えられるのではないかと思っています。
2つの要因というのは、前作『ファイナルファンタジーⅦ』の功績が大きいということと、CMのインパクトの大きさということがあげられると思います。

ファイナルファンタジーⅦの功績

前作のファイナルファンタジーでは初めてのPlayStation作品であり、初めてのポリゴンの3Dキャラクターとなった作品でもありました。スーファミ時代のFFとは全く違う映像美と近未来的な世界観にとても衝撃を受けたことを覚えています。

アクティブに要素を変更したにもかかわらず大ヒットをおさめたことは、自作の売上に大きく繋がったのではないかと思います。
ちなみに現在PS4でのリメイクも決定しているほど高い人気を誇っています。おそらく買ってしまうと思います。

CMのインパクト

当時まだまだカクカクのポリゴンだった頃に映画のような映像に衝撃を覚えました。映像で衝撃を与えたファイナルファンタジーⅦの大成功のあとにもかかわらず、それ以上のクオリティの映像がCMで流れたことはとにかくワクワクしました。
ファイナルファンタジーⅦの大ヒットによって予算が大幅に増えて美しいグラフィックが実現したということのようです。

販売本数の推移

次に販売本数の推移を少し追ってみたいと思います。ファイナルファンタジーはドラゴンクエストのように販売本数が安定しているということはなくかなりムラがあります。

ファイナルファンタジー~ファイナルファンタジーⅧは作品ごとに販売本数上昇

ファイナルファンタジーの販売台数は52万本とドラゴンクエストに比べると若干見劣りする販売本数となっています。ですが、その後新作を出すごとに販売本数は増え、最も売れた『ファイナルファンタジーⅧ』では369万本も販売されました。これはPlayStationの作品で最も売れた『ドラゴンクエストⅦ』の417万本に次ぐ売上本数となっています。

ファイナルファンタジーⅨ以降は減少傾向

しかし、その後は販売台数はシリーズを重ねるごとに減少傾向にあります。
個人的にはファイナルファンタジーシリーズで一番好きな作品のファイナルファンタジーⅩも273万本とドラクエシリーズには大きく及ばない結果となっています。
最も最近発売された『ファイナルファンタジーⅩⅤ』では102万本とかなり苦戦を強いられている印象です。
僕自身PS4を買った当初に購入を検討しましたが、評価があまりにも低すぎるため、敬遠してしまいました。

世界的にはドラクエシリーズよりも大人気

国内では若干苦戦を強いられている状況ではありますが、海外では評価が高く、『ファイナルファンタジーⅦ』以降は毎作品500万本以上の大ヒットを飛ばし続けています。
ちなみに最も売れた作品はファイナルファンタジーⅦで972万本も世界で販売されました。

まとめ

ファイナルファンタジーほどの人気シリーズとなれば、国内で100万本程の販売本数というの大苦戦といえると思います。
僕もドラゴンクエストのような安定感はないとは思いますが、めちゃくちゃ面白い作品が出てくるのはファイナルファンタジーだと思っています。
今後もシリーズを絶やさずに攻め続けて面白い作品を作って欲しいと思います。