日本ではキャリアが実施した実質無料などでiPhoneは一気に普及しました。
今でも半分以上はiPhoneを使用しているのではないかと思います。
日本ではiOSのシェアが一番でも世界シェアを見ると状況は大きく異なります。
日本は世界と比較するとかなりいびつなシェア状況です。
今回は日本とは状況の違う世界的なシェアの推移を調べてみました。
Contents
使用したサイト
今回の統計は『StatCounter』の情報を元にしています。
月ごとにシェアの状況もわかるとても見やすいサイトでおススメです。
iOSは減少傾向
年々シェアを減らしており、2009年時点では35%もシェアもあったのに、2017年には19%にまで減少しています。8年でなんと16%もシェアを失っています
特に急落したのはジョブズが亡くなった年の2011年に8%もシェアを失っています。
AppleからジョブズがいなくなったことはiPhoneのシェアにも大きな影響を与えたのでしょう。
Androidは年々シェアを拡大させた
Androidは2008年にリリースして以降、毎年10%弱シェアを拡大させています。急激にシェアが拡大していったというよりも安定して拡大を続けているという状況です。2012年にはiOSと当時スマホOSシェア1位だったSymbianを抜いてトップに躍り出ました。その後も勢いは留まることなくダントツのシェアを獲得しています。
僕がAndroidを2011年頃から2年ほど使用していました。docomoは当時iPhoneが店頭で販売されていなかったんですよね。ソフトバンクとauがめちゃくちゃ羨ましいと思いながらもSamsungの『Galaxy SⅡ』を使用していました。スマホがまだまだ途上段階ということもあって2年間使い続けるのはかなり大変だったと記憶しています。
なぜAndroidがシェアを伸ばしているのか
価格の問題
AndroidはiPhoneとは異なりさまざまな価格の端末が発売されています。日本でも2万円出せばSIMフリーのスマホが購入できます。
一方でiPhoneは一番安いiPhone SEでも39800円(税別)からとAndroid端末の2倍の価格帯となっています。アメリカや日本などの先進国では人気は高いのですが、新興国では買うことが難しい価格帯となっているため、シェアが伸びないものと思われます。
他OSの衰退
日本ではもともとiOSとAndroidの二極化が進んでいましたが、世界的にはSymbianやBlackBerry、Windowsといった他OSが流通していました。実際、2011年時点ではSymbianがシェアトップだったのですが、現在ではほぼ0%となっています。
Windowsも一時的に15%までシェアを拡大しましたが、その後はすっかりと衰退してしまいました。
今ではビル・ゲイツもでさえもAndroidスマホを使用していることを公言しています。
まとめ
世界的には大幅にAndroidがOSのシェアを牛耳るようになっています。販売シェアを見るとAndroidの勢いは留まることを知らずに売れ続けています。
iOSは年々減少傾向にあり、『StatCounter』でも20%を切るまでになってきました。iPhoneXなどかなり高級路線に走っているので、今後もシェアは下降をたどると思います。
個人的にもiPhoneの価格帯についていけなくなってきたので、どこかのタイミングでAndroidに乗り換えようかなぁと思っています。