共働きとなった今でも多くのサラリーマンはお小遣い制となっていると思います。我が家も共働きであってもお小遣い制です。
飲みに行かないこともあってか個人的にはお小遣い制でもなんとかなっているのですが、世のサラリーマンのアンケートを、見るとなかなか大変なんだなと実感します。
毎年新生銀行が『サラリーマンのお小遣い調査』と題してお小遣い動向を調査しています。世の景気回復を実感できないという意見が見事に反映された結果となっています。
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サラリーマン平均は37,428円
新生銀行の調べによるとサラリーマンのお小遣いは現在37,428円と調査を始めた1979年以降2番目に低い数字となりました。しかも20代から40代は軒並み35000円前後と平均を大幅に下回っています。一方で50代は44,040円と前年と比較しても大幅に上昇しています。
ちなみに僕は平均よりも大幅に低い金額ですので、世のサラリーマンの方と比べるのも申し訳ないぐらいです。
お小遣いがダウンしている理由
最近は日本経済の回復もあって、インフレ傾向になっています。その割にお給料は上がらないというダブルパンチで家計は悲鳴をあげています。
生活費は上がるのに、お給料が上がらない状況を打破するためにはお小遣いを減らすしか方法がないんだと思います。
給料アップをしない企業にいつまでも勤めていいのか、少し考えた方がよさそうですね。
お小遣いの使い道
お小遣いの使い道は昼食代、趣味、飲み代等に使われることが多いようです。その他にもタバコなどの嗜好品や雑誌・書籍代などにもお金を使っているようです。
小遣いで最も大きな負担は昼食代
お昼台は平均で590円とワンコインを少しオーバーする程度となっています。月にしておおよそ12000円程度の出費となります。お小遣いの3分の1の出費というのはなかなか厳しいものがあると思います。
590円だと最近のマクドナルドではメニューもほとんど選べない状況ですね。牛丼1杯でみんな必死で働いているわけですね。
お小遣いのなかで最も負担の大きい昼食代を切り詰めるべく、水筒持参やお弁当を持っていくなどの涙ぐましい節約も行われています。
ちなみに我が家も週に3日はお弁当を持参し、毎日コーヒーをボトルに入れて出社しています。おかげで昼食への出費をかなり抑えることができています。少ない小遣いでやりくりするにはお弁当や水筒は必需品と言えると思います。
サラリーマンの飲み代
最近は仕事終わりに1杯行く人の数も減少傾向にあるようです。僕自身も月に一回も飲みに行きません。
一回あたりの飲み代は5286円と5000円を超える金額となっています。昼飯代の8日分が1日にしてなくなるんですから小さな金額ではないですね。
飲みに行く回数は月平均2.3回となっています。行く人はとことん行くし、行かない人は全く行かないと分かれてるんじゃないかと思います。
家飲みの数も減少傾向にあることからも、お酒離れが進んでいるんだと思われます。僕も家飲みしたのは今年に入って数回程度です。お酒を飲むと何もできなくなってしまうので、最近は少し控えています。
以前庶民の味方サイゼリヤで食事をしていると下品な話ばかりして酒盛りをしているサラリーマンを見かけて腹が立つというよりも悲しくなりました。世のお父さんって本当にお金を持たせてもらえてないんですね。
趣味への出費
ただただ仕事をするだけでは何が楽しくて仕事をしているのかわかりません。サラリーマンになっても多少の趣味は必要だと思います。アンケート結果もお小遣いの使いみちとして趣味への出費は2番めに多い物となっています。
サラリーマンが趣味に出費をしたいと言う方は12,000円は必要と感じているようです。ですが、ギャンブル関係が趣味だと12,000円ではきかないでしょうし、趣味に関しては余り金額に目安はないと思います。
僕はその半額以下の5,000円もあれば十分かなと思います。インドアな趣味はうまく付き合えばそれほどお金がかからないですからね。
まとめ
世のサラリーマンのお小遣いとその使いみちを見ると結婚なんてしたくないと思うかもしれません。特に趣味にお金がかかるという人にとっては苦痛と感じることかもしれません。
ですが、自由に使えるお金が少ない中で上手にやりくりをしてお小遣いを上手に使うのもなかなかおもしろいものです。