私は賃貸派ですが、マイホームにはマイホームなりのメリットがあると思います。
マイホームを買うことは、大きなメリットも得られるのではないかと思います。
経済的な面では賃貸でいくほうが優位だとは思いますが、賃貸は賃貸であるがゆえに、その他の部分では我慢しなければいけないこともたくさんあります。
今回はマイホームのメリットについてどのようなものがあるのかを考えていきたいと思います。
Contents
1.所有欲が満たされる
日本では戦後の文化としてマイホーム購入を目標の一つとすることが一般的なことでした。
今でもマイホームを買うことを目標の一つとして考えている事は少なくありません。
多くの方には一生に一回の買い物となるので、購入したときの達成感や喜びは耐えがたいものとなるでしょう。人生最大の所有欲が満たされる瞬間だと思います。
私の場合、パソコンを買うときでもワクワクしますから、その何百倍も価値のあるマイホームの満足感は変えがたいものになると思います。
2.安定した子供の教育環境
マイホームの購入の目的としてよく上げられるのが、子供の安定した教育環境の維持というものが上げられます。
賃貸住宅に比べて、居住スペースも広く、安定した環境を提供することができます。
引っ越しは子供に悪影響と考える専門家もいるようなので、一箇所に定住することは子供の教育環境としては良いといえるのかもしれません。
僕の父親は借家時代、子供に「この家はいつまで住めるの?」と聞かれたことが家を買う大きな決め手となったと言っていました。
子供に落ち着いた環境を提供したいという親の考えがマイホームの理想を大きくしているのかもしれません。
3.家の改修を自由にできる
賃貸だと、明け渡し時に修繕費を請求される可能性があるため、傷つけないように気にしながら生活しなければなりません。「画鋲で穴を開けてもいいの?」だとか「このシミって大丈夫?」だとか細かな部分が気になってしまいます。
マイホームであれば、新築で最初のうちは小さな傷も気になるでしょうが、徐々に気にしなくなり、壁でも平気で穴が開けることができます。
DIYが大好きと言う方は古民家を購入して修繕しているという方もよく見かけます。改修などの自由度が高いのはマイホームの特権だと思います。
現在、以前住んでいた賃貸マンションの所有者と敷金の返還をめぐって裁判中です(笑)
マイホームだとそんな心配は入りませんね。
4.将来家賃がかからない
賃貸生活は何歳になっても家賃を払い続けなければなりません。
定年退職が当たり前の日本だと家賃がかかるというのに不安を感じるのも無理はない話だと思います。
マイホームを買ってローンを完済できれば、家賃は気にする必要がありません。
どんどん家は古くなってしまいますが、住むことには困らないでしょう。
年金生活者にとって、賃貸の家賃は大きなものとなりますから、家賃がかからないマイホームは魅力的だと思います。
5.担保を提供できるので借り入れがしやすい
住宅は担保になりますので、無担保よりもたくさんのお金を借りることができたり、低金利でお金を借りることができます。
脱サラをして新規事業を立ち上げようという目標を掲げた場合、担保に入れることのできる持ち家がある事はメリットと考えられるでしょう。
不動産は銀行でも比較的、評価されやすい傾向にあるため、お金を借りる面では確かに有利に働く可能性は非常に高いです。
ただし、住宅ローンを完済していなければ、先順位に住宅ローンがついている状態になるため、担保価値が認められないことがあります。
6.いざとなればキャッシュを生むことができる
マイホームは基本的には資産です。売却できればキャッシュを生むことができます。
万が一、お金を必要になった場合に、家の売却の選択肢が持てるのは大きなメリットとなるかもしれません。
ただ、最近では売却が難しくなってきており、なかなか希望通りには売れないということもよくあるので注意が必要です。
また、新築であれば購入価格以上の値段で売れることは殆どないので、キャッシュを生めると言っても少し損をしてしまうのは残念なところではあります。
終わりに
マイホームのメリットは、損得感情を除いた感情面が大部分を占めていると思います。
自由に家を改装できるのも、楽しいだろうなーと思います。DIYが趣味と言う方は古民家を購入して改装を楽しむのもいいかもしれませんね。
個人事業を営んでいるので、借り入れがしやすいと言うのは羨ましいと思いました。
いつか経済的なゆとりが出たらマイホームを買うのも悪くはないかもなぁ。