法律

敷金返還請求訴訟をします

最近独立に向けて引っ越しを済ませましたボチボチ管理人です。

敷金を返さないという連絡が入った引っ越しを済ませてやっと少し荷ほどきが済んだころ、引っ越し前の家の管理会社から「敷金は全額は返金できません。」とご連絡をいただきました。

管理会社曰く、過失による傷があるとのことでした。過失ではないという事情を説明しましたが、「すぐ連絡しないのが悪い」ということで取り合ってはくれませんでした。

「裁判になりますけどいいですか?」と確認しましたが、出来るもんならやってみてくださいと言わんばかりの言いようでご回答いただきました。

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裁判ができる!

正直めちゃくちゃ嬉しかったです。なぜなら「正当な理由で裁判ができる」からです。こちら側はその傷に関して説明させていただいたのですが、全く話を聞かない様子でした。

相手方はこちらの過失を主張しているのですが、果たしてこちらの主張に過失があるのかを司法の判断に委ねるといった形になると思います。

私は司法書士として簡易裁判所の代理権を取得していますが、実は裁判実務は全くやったことがありません。実際に裁判を仕事とするとなると依頼者に迷惑をかけるわけにはいきませんので、かなり緊張してしまいます。

なので、まず自分の案件で実験的な訴訟ができることは非常にありがたいです。しかもブログのネタにもなるとなれば、一石二鳥です(笑)

やるからには徹底的にやってみます

勝つか負けるかはわかりませんが、徹底的にやってやろうと思います。

訴状を送るタイミングなども重要ですので、しっかりタイミングも見計らって訴状を提出しようと思います。支払督促から通常訴訟という流れも面白いかなーと思っているので、どのように攻めるかは訴訟をやり慣れている弁護士のお友達に相談しつつやっていこうと思います。

実際に裁判をするのは来年になりますので、また経過がわかり次第ご報告をしたいと思います。その前に内容証明を送った話を書くと思います。

正直にいうと、楽しみで仕方ありません。

少し悪質な匂いもする管理会社

今回裁判を決めたのは業者の悪質な部分がちらほらと出ているからです。

例えば、最近敷金の一部を返金すると明細書を送ってきたのですが、振込手数料をこちら側に負担させようとしていたので、「敷金返還の債務者はそちらだから振込手数料を負担するのはそちらですよ」と丁寧に教えてあげました。

知識の乏しいというか、あえて少しでも多く取ろうとする姿勢が見え隠れしているので、叩けばホコリが出るのではないかと感じたのです。

そのほかにも色々と問題がある管理会社ではあったんです。こちらからの連絡はほとんど何も対応してもらえないし、管理も全く行き届いていませんでした。

終わりに

もし、皆さんも管理会社、家主に不満があるのであれば、きちんと意見を伝えた方がいいと思いますよ。家主や管理会社も決して法律に詳しいわけではないので、適当なことを言っていることもありますので。