商品レビュー

オイルヒーターを使用した感想、メリットとデメリットは?

我が家ではエアコンがつけられない部屋があります。暖房器具でエアコンが使えないのはとても辛いところです。

ガスストーブも使用できず、石油ストーブは給油が面倒だったので、オイルヒーターを購入してみました。

電気ストーブのように部屋全体が暖まらないのではないかと不安だったのですが、十分温くなるのでとても満足しています。

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メーカーはデロンギ一強

小売店の販売員さんに確認したところ、メーカーとしては現在デロンギが圧倒的シェアをとっているということです。

一応そのほかにもアイリスオーヤマや山善などからも発売されています。

ですが、現状ではデロンギが価格帯や性能を比較すると圧倒的にデロンギがいいということでした。

デロンギは昔買ったコーヒーメーカーがデザイン重視の機能はイマイチだったので、どうなのかなと思っていましたが、今のところとても満足です。

また、オイルヒーターの中のオイルが産業廃棄物扱いとなるとのことで処分が面倒らしいのですが、デロンギは回収サービスを行っているので、とてもお勧めされました。

オイルヒーターのメリット

まずはオイルヒーターで感じたメリットを書いてみたいと思います。

オイルヒーターを使用して感じたメリットは以下のとおりです。

  • 部屋全体を温められる
  • 空気が汚れない
  • 音や風が全くない
  • 空気の乾燥を感じない

部屋全体を温められる

オイルヒーター は電気ストーブのように局地的に温めてくれるのではなく、部屋全体を温めてくれます。

石油ストーブほどの熱量はないですが、部屋を十分に温めれくれます。

しかも石油スートーブやガスストーブのような強い熱量ではないので、非常に心地よい温度をキープすることができます。

ただ、熱量は他の暖房器具に比べて弱いため、Tシャツで過ごせるくらいに温まっている部屋が好きという方は少し肌寒いと感じるかもしれません。

空気が汚れない

オイルヒーターは長時間使用していても、部屋の空気が汚れないことは大きな特徴です。

実家では石油ストーブを使っていたんですが、徐々に空気が汚れるのがわかるんですよね。

締め切って使っていると一酸化炭素中毒などの心配もあるので、空気の入れ替えは必須でした。

オイルヒーターは空気の入れ替えの頻度は石油ストーブに比べると少なくても問題ないのではないかと思います。

音や風が全くない

オイルヒーターは使用時ほとんど音がありません。

また、オイルを加熱して部屋を暖めるため、風を出さないのも大きな特徴です。

集中して作業をしたいときはちょっとした音が気になったり、エアコンの風が当たって気持ちが悪かったりするのですが、そう言った心配はありません。

ちょっとした音で目が覚めてしまうという方は寝室に置くのにいいかもしれませんね。

空気の乾燥を感じない

エアコンや石油ストーブの温風が当たる部分ってすごく乾燥します。先ほどにも書きましたが、オイルヒーターは風がありません。

つまり、乾燥風が当たって乾燥してしまうという事がないのです。

ただ、熱を発するので全く乾燥しないというわけではないので、乾燥が嫌いという方は加湿器などで保湿する方が良いのではないかと思います。

デメリット

ではデメリットについても書いていこうと思います。

  • 電気代が高い
  • 温まるのに時間がかかる
  • 断熱性が低い場合は効果を感じられない
  • 捨てるのが面倒

電気代が高い

8〜10畳タイプのもので1時間あたり13円程度ですので30日間毎日8時間稼働をした場合、約3120円の電気代となります。

一部屋温めるのに月に3000円以上となりますから、少しコストとしては高いのではないかと思います。

我が家もオイルヒーターを使用してからやはり電気代は高くなりました。

温まるのに時間がかかるオイルヒーターは中のオイルを熱であっためて放熱します。

なので、本体がが温まるまで部屋が暖かくなることはありません。

我が家は7畳の部屋に置いていますが、暖かさを感じるまで電源を入れてから約30分はかかります。急激に部屋を暖める必要があるという場合は少し不向きだと思います。

断熱性が低い場合は効果を感じられない

オイルヒーターは熱量が低いため部屋が暖まりにくいため、断熱性の低い部屋では暖かさを感じることは難しいかもしてません。

昔ながらの日本の木造建築は通気性がよく断熱性が低いため、オイルヒーターは効果を発揮しにくいです。

マンションなどは断熱性が高いため、十分に温まるのですが、一戸建てには少し不向きなのかなという気がします。

そもそもオイルヒーターは断熱性が高い住宅の欧州が発祥なので、日本家屋には本来少し不向きな部分があると思います。

捨てるのが面倒

オイルヒーターを捨てるとき、販売員さんによるとオイルが産業廃棄物となってしまうらしく、廃棄が困難となるケースがあるようです。

中には粗大ゴミで引き受けてくれる自治体もあるようなので一概には言えませんが、引き取ってくれない可能性があることを考慮しておくべきでしょう。

自治体が引き取ってくれない場合は、廃品回収業者に引き取ってもらうことは可能ですが、中には非常に悪どい業者も存在するため、一概におすすめはできません。

デロンギは無料で回収サービス(送料は利用者負担)を行っているので、たとえ粗大ゴミで捨てることができなくても処分する時に迷うことはありません。

終わりに

オイルヒーターはどんな家庭でも絶対にお勧めという商品ではありません。通気性のある家屋には不向きですし、電気代も高いです。

ですが、今までの暖房器具の乾燥や音、温まり方が嫌だという人は一度試してみる価値はあると思います。

オイルヒーターを初めて使ってみましたが、個人的にはすごく満足しています。

ポカポカとした暖かさが心地よく、他の暖房器具に比べて自然な暖かさがあると思います。

電気代は少し気になりますが、今の環境にはベストな暖房器具だと思います。