日頃忙しくて寝不足気味という方も日本には少なくないと思います。実際日本は世界的にみても睡眠時間が短い国なんですよね。OECDの発表によると日本は韓国についで睡眠時間が短い睡眠不足大国だということです。
僕も20代前半は5時間前後の睡眠で常に睡眠不足でしたが、作業効率改善を目指して睡眠時間を増やしてみたところ、すこぶる体調が良くなりました。
⇒『睡眠不足が及ぼす影響』
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話題の睡眠負債
最近テレビなんかでもちょくちょく見かけるのが『睡眠負債』という言葉です。睡眠負債とは必要な睡眠時間の不足分が蓄積されてしまった状態のことを指します。
一夜漬けなどの睡眠不足ではなく、慢性的な睡眠時間のことを言うんですね。
平均睡眠時間が短い日本では睡眠負債を抱えた人が大勢いるんだと思います。
8時間睡眠必要か?
テレビではいまだに睡眠時間の目安は8時間だとしていましたが、決してそんなことはありません。8時間でも睡眠負債を抱えてしまう人もいれば7時間でも十分な睡眠時間という人もいるんです。必要なのは適正な睡眠時間です。
実際僕の場合は7時間ちょうどがベストな睡眠時間なので、8時間寝てしまうと生活リズムが崩れてしまいます。
なので適正な睡眠時間さえ取ることができれば、8時間にこだわる必要はないと思っています。
適正な睡眠時間は自分で見つけるべき
適正な睡眠時間は自分にしか見つけられないと思います。いくらテレビで8時間睡眠を推奨しているからといっても、本人が8時間寝ても朝起きられないという人は睡眠時間が足りていない可能性も十分にありえます。
テレビや情報に頼るだけでなく、必要な睡眠時間は自分で見つけるべきです。
先ほども書きましたが僕の場合はちょうど7時間がベストな睡眠時間です。なぜ7時間がベストな睡眠時間だと思うかというと、7時間睡眠であれば、眠気に襲われることなく1週間を過ごすことができるからです。
7時間を切ってしまうと大概水曜に早く寝てしまったり、土日に8時間以上も寝てしまいます。逆に7時間を超えて睡眠をとってしまうと夜眠られなくなってしまい、生活のリズムを崩してしまいます。
適正な睡眠時間を見つけた方法
僕がベストな睡眠時間を見つけるためにしたことは至ってシンプルなことで、「1日のうちに眠くなることがあるか」、「1週間のうちで早く寝てしまう日があるか」、「1ヶ月間平日、休日の起きる時間が大きく変わらなかったか」をチェックしただけです。
1日のうちに眠くなることがあるか
1日のうちで眠くなることがあるかないかを確認しました。1日眠気を感じることなく過ごせた場合は睡眠時間が足りていると判断しました。
例えば朝の通勤時間や帰りの電車で眠気が襲うという場合は睡眠時間が足りていない可能性が非常に高いと思います。
朝起きるのがすごく辛いという場合も睡眠時間が足りていない可能性があると思います。
ただ、昼食後に少し眠くなってしまうのはあまり気にしませんでした。いくら寝ても昼食後は少し眠くなってしまうみたいでした。
ですが、1日のチェックだと精度はかなり低いです。体調に大きく左右されてしまうので、あくまで目安として考えていました。
1週間のうちで早く寝てしまう日があるか
1週間同じ時間に寝て起きる生活を無理なくできるのであれば睡眠時間は足りていると判断しました。
睡眠時間が足りずに睡眠負債が蓄積する睡眠時間だと、1週間乗り越えるのもしんどいと感じるのではないかと思います。
僕の場合は5、6時間睡眠の場合、水曜日あたりに一度激しく眠たい日があって、早く布団に入ることが多かったのですが、7時間しっかりと寝るようになってからは早く寝てしまう日はほとんどなくなりました。
1ヶ月間平日、休日の起きる時間が大きく変わらなかったか
睡眠時間がある程度適正なものになると、休日もそれほど大差なく朝起きることができます。
睡眠時間が徐々に足りなくなっていると、土日は朝起きられないということがあると思うのですが、適正な睡眠時間をとっていると朝起きるのがそれほど苦になりません。
適正な睡眠時間が取れていれば平日でも休日でも起きる時間があまり変わらなくなります。
まとめ
僕が思う適正な睡眠時間とは毎日変わらない生活ができる睡眠時間です。風を引いたわけでもないのに布団から起きられない睡眠時間は体に無理をさせてしまっているんだと思います。
適正な睡眠時間を見つけるにはある程度時間がかかると思います。短期的に見てもその日の体調に大きく左右されてしまうので、正確な睡眠時間はわからないと思います。
焦らず、1週間、1ヶ月と時間をかけてじっくりと自分にあった睡眠時間を見つけてみてはいかがでしょうか。最終的には5分10分の微調整をすればかなり完璧な適正睡眠時間を見つけられるはずです。
睡眠負債というもの自体があるかどうかはわかりませんが、適正な睡眠時間を取ることで日常の作業効率は確実に上がります。