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意外と知られていないiPhone、iPadの超便利な機能『スピーチ』

iPhoneやiPadの『スピーチ』を使ったことがありますか?僕は最近知って使い出したのですがこれがめちゃくちゃ便利です。

今回はiOSの便利な読み上げ機能『スピーチ』について少し書いてみたいと思います。

Contents

『スピーチ』とはどんな機能?

『スピーチ』とは画面や選択項目の読み上げ機能を言います。ウェブなどのコンテンツ内の文字を読み上げてくれる機能です。

元々は『Voice Over』という弱視の方や盲目の方に向けられたサービスがスタートだったみたいですが、iOS8になってから『スピーチ』として『Voice Over』とは別に読み上げ機能が加わりました。

設定方法

設定方法は以下の通りです。
『設定』
『一般』
『アクセシビリティ』
『スピーチ』
『画面の読み上げ』をオンにする。
読み上げ速度や、読み方の登録、声の選択なども行えます。
設定を行った状態で、画面の最上部から指2本で下にスライドさせると表示されているページを読み上げてくれます。

便利な使い方

『スピーチ』はスマホの画面を見ることができない状態の時にすごく便利な機能です。なので車の運転中、歩いている時などは『スピーチ』はすごく使えると思います。

特に便利だと感じた使い方はKindleで買った電子書籍の読み上げです。Kindleの場合は『スピーチ』を使用できるので、本を読めない状況でも本を聞く事ができるのは非常にありがたいです。しかもスリープにしなければ、自動的に次のページに進んでくれるので、とても使い勝手が良いです。

残念な部分

読みかたが不十分

残念なところは仕方のない部分ではあるのですが、漢字の読みが不十分というところです。

漢字を頻繁に読み間違えるので、何を言っているのかわからないことがちょこちょこあります。読みかたの登録をすることはできるんですが、頻繁に読み間違えるので全部登録しようと思うと結構面倒くさいです。

 

日本語はややこしすぎるので仕方ないのかなと思いますが、この辺もしばらくすると改善してくるのかもしれないですね。

Kindleで画面をスリープしてしまうと…

Kindleで『スピーチ』を使用すると自動的に次のページに進んでくれるので、すごく便利なのですが、常に画面をつけて置かなければなりません。

画面をスリープにしてしまうと1ページ読み上げて、次にページに進むことなく『スピーチ』が終了してしまいます。つまり『スピーチ』を使ってKindleを読み上げている時は常に電源を入れて置かなければならないのです。

バッテリーや誤作動の心配しつつ使わなければならいのは残念な部分だと思います。

ヨドバシ・ドット・コムの電子書籍『doly』はスピーチ機能を使用できず…

これってDolyで使えたらめちゃくちゃ便利なんじゃないかと思い、早速本を1冊購入してみました。
ちなみにDolyで買ったのは『日本再興戦略』です。

もしDolyで使用できるんだったら、使い分けをうまくするとDolyの利用価値ってすごく高まるなと思い、早速購入した本で『スピーチ』を使おうとしたのですが、

残念ながら利用できませんでした。こういうところがDolyのダメなところなんだなと思います。やっぱりKindleで買うのが最も確実に使用できるってことになっちゃうんですよね。

仕方ないので、『日本再興戦略』はiPadProで読もうと思います。

まとめ

『スピーチ』をうまく使うことができれば、本を開くことができない運転中や歩いている最中なんかでも本を聞くことができます。

実際使ってみて、最初は機械的な読み方に違和感がすごくあったのですが、少しするとすぐに慣れちゃいました。もっと利用者が増えて、時間が経つと、より自然な読み上げになってくるんじゃいかと思います。

 

まだまだアプリによっては対応していないこともあるようなので、Kindle意外の電子書籍を使用する場合は注意が必要だと思います。

ちなみにKindleでもマンガなどのPDF形式のものは読み上げできません。