積水ハウス地面師詐欺の続報

ここ最近、積水ハウスの63億円詐欺の続報が報道されています。一つは4度の警告文書が届いていたということ、もう一つは積水ハウスのどんとまでよばれていた、和田氏の辞任劇です。
詐欺事件を引き金にいろんなことが浮き彫りになっているのではないかと思います。

※読売新聞



4度も内容証明で警告

平成30年2月25日付けの読売新聞の記事によると所有者を名乗る人物から警告する内容証明が4度も届いていたということです。

積水ハウスとしては嫌がらせだろう怪文書扱いし、相手にしなかったようです。現地調査の際に駆けつけた警察官にも、「取引を妨害しようとしている人たちの仕業だろう」などと話しているようです。

つまり、完全に無視し、警告は全く相手にしていなかったということです。

内部の人間からも疑う声も

記事によると、子会社の社長から仲介業者を疑う指摘の声も上がっていたということです。ですが、警告文を怪文書として断定していたり、警察官にも同様の説明をしていることからもなんとしてでもこの取引を取りまとめたいという思惑が見えます。

社内も相当揉めている様子

社内では今回の件を機に大きな動きがありました。
20年も役員として君臨した積水ハウスのドンこと和田勇氏の辞任劇です。

今回の件で和田氏より阿部俊則会長の(当時は社長)の代表取締役の解任案が提出されていたのですが、どうやら寝返った人物が現れ、事実上解任の辞任にまで追い込まれたということです。
4月の株主総会後に取締役を辞任することが決まっているようです。

そもそも役員クラスが基本的には責任を取っていない事自体驚きですが、今回の件で役員間の対立も明確になったということだと思います。

このニュースから見えること

急ピッチで進められた取引か

今回の報道をみて思ったのは、本人確認など、本来の取引で重要な部分が疎かにされすぎているということです。おそらく相当急ピッチで話を進められていて、正しい判断が出来ない状況にあったのではないかと思います。

内部からの声も無視するほど強行していることを考えると、おそらく登記申請の代理人となった司法書士も積水ハウスには何も言えない状況にあったんじゃないかとも思ってしまいます。

本来あるべき取引の姿とは随分かけ離れた姿になっていたのではないかと思います。

嫌がらせが頻繁にある!?

また、ここまで無視をし続けたということは以前から大きな取引のときには嫌がらせが当たり前のようにあったということも考えられます。

もしそうであれば、こういった不動産業界って相当汚い世界なんだと思います。普通は外部と内部どちらからもおかしいという声があるのであれば、

現場は相当土地の仕入れが大変

現場としてはおそらく土地の仕入れに苦労されているんじゃないかと思います。今、東京や大阪など一部の地域では不動産が不足している状態で、なかなか土地を仕入れることが難しい状況となっているようです。

仕入れることができるチャンスを是が非でも掴みたかったのではないかと思います。

まとめ

大きな取引は常識では考えれられないことが起こりうるのかもしれません。今回の地面師詐欺事件は詐欺事件以外の側面からも注目すべき点があると思いました。

週刊誌などはこれからお家騒動にスポットを当てて報道していくんじゃないかなと思います。ですが、実際の問題点は内容証明や内部の声を無視してしまう環境にあると思います。

それにしても、読売新聞は良い記事を書きますね。本来報道としてあるべき姿を見れたような気がします。

⇒『アパ詐欺被害事件で地面師再逮捕

⇒『アパ被害、地面師10人逮捕の事件

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