僕は資産運用の方法として投資信託を選択しました。投資信託は買った後は証券会社が運用してくれます。投資信託は購入するだけで、基本的には何もしなくてもいいので労力を極力抑えることのできる運用方法です。 ですが、投資信託の種類は山ほどあります。どれを選べばいいのかわからないという方も少なくないでしょう。
僕もたくさんの中から選ぶのは大変なのでパッシブファンドに絞って投資信託を購入しています。
今回は投資信託の中でも、パッシブファンド(インデックスファンド)がどんなものでどんなメリットが有るのかを書いてみたいと思います。
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投資信託にはアクティブファンドとインデックスファンドの2種類がある。
投資信託には大きく分けてアクティブファンドとインデックスファンドの2種類があります。
アクティブファンドとは名前の通り、積極的(アクティブ)に運用を行い、市場平均を上回ることを目標にしている投資信託です。運用をプロの証券マンが積極的に株などを売買して、できる限り多く利益を出してもらおうとするのがアクティブファンドです。大きく勝ちたいと思う人の場合はアクティブファンドを選びます。
アクティブファンドは非常に種類が豊富で、選択を間違えると大損の可能性を秘めているリスクの高い投資信託です。
僕が読んだ本ではアクティブファンドのほとんどは、長期的に見ると世界経済の市場平均よりも数字がいいという商品はほとんどないということでした。
アクティブファンドは素人は安易に手を出さないほうがいいと思います。僕も実際アクティブファンドは購入していません。運良く儲けられるかもしれませんが、やっぱり損はしたくないので…
一方でインデックスファンドは、市場平均を上回ることを狙うのではなく、市場平均と同じ値動きを目標としている投資信託です。大勝ではなく安定感を重視している方はこちらを選択する傾向にあります。
投資信託の種類も少なく、すごく選びやすいのも特徴の一つです。
僕はこちらに集中して投資しています。
理由は市場経済は成長し続けているし、インデックスファンドに勝るアクティブファンドが圧倒的に少ないからです。世界一の投資家ウォーレンバフェットもインデックス投資、パッシブファンドへの投資を推奨しています。
パッシブファンド(インデックスファンド)のメリット
インデックスファンドには大きなメリットが2つあります。 では2つのメリットについて書いていきたいと思います。
維持費が安い
一つ目はアクティブファンドと比べると圧倒的に維持コストが安いということです。ほとんど売り買いをする必要がないし、証券マンの負担も非常に少ないため、人件費も安くで済みます。
たとえば『ニッセイ日経225インデックスファンド』という投資信託商品がありますが、こちらの信託報酬は0.27%です。100万円預けていても年間で2700円と少しの手数料で済みます(実際には諸経費がかかるため、もうすこしかかるみたいです)。
アクティブファンドと比較するとよくわかるのですが、アクティブファンドだと1%を超えるものも少なくありません。というよりほとんど超えていると思います。 現在SBI証券で1位だった『レオス-ひふみプラス』で1%程度です。アクティブファンドの中では、ずいぶん安い方だとは思いますがそれでもインデックスファンドには到底叶いません。
投資信託は長期保有を目的にしているので0.5%の差でも大きな差となります。信託報酬は投資信託を保有している限り、毎年かかってくるので、0.5%の差は馬鹿にできません。
お家を買われているという方は住宅ローンを考えてみるとすごくわかりやすいと思います。0.5%の差でも10年、20年と保有していれば決して安い金額ではありません。 維持費が安いというのは投資信託を長期保有すると考えた場合とても大事なことなんです。
選択に悩まない
二つ目は商品選びがとても楽ということです。市場平均を目指すものを買えばよいだけなので、どれにするかを悩む必要はほぼありません。僕が選んだときは数種類の中から選べばよかったです。
株式中心で組まれているものなのか債券も含めて構成されているものなのかを選ぶ程度でほとんど深く考える必要はありませんでした。 その点アクティブファンドを選ぶときは大変だと思います。
莫大な商品数の中から儲かりそうなものを吟味しなければなりません。
素人がその中から儲かる商品を引き当てるのはある意味宝くじを買っているようなものだと思います。
一生懸命選んだものでも、インデックスファンドに勝つ可能性が低いとなると無駄な労力を注いでいるとしか言えないのではないでしょうか。
わざわざ吟味して選択したものが、最終的にはインデックスファンドにリターンが負けてしまってはすごく悲しい気持ちになってしまいそうです。
まとめ
安定して資産運用したいという方はインデックスファンドから購入することをオススメします。維持費も安いし、商品選びに失敗しにくいため、長期間保有でじっくりと育てるには非常に向いていると思います。
僕もまだまだ初心者なのでアクティブファンドは控えておきます。つい浮気しそうになりますが、まずはインデックスファンドでしっかりと安定感のある資産運用をしたいと思います。
インデックスファンドがしっかりと構成できれば、アクティブファンドも考えていこうかと思います。 平均利回り6%を目標に微調整を加えながら運用に力を入れていきたいと思っています。