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東京ディズニーリゾートとユニバーサルスタジオジャパンの入場者数などを比較

最近、すごい勢いで最高記録を伸ばし続けているユニバーサルスタジオジャパンですが、よくディズニーリゾートと比較されて記事が書かれることがあります。
今回は以前調べたデータに加えて広さやアトラクションの数などをディズニーリゾートとユニバーサルスタジオジャパンで比較してみたいと思います。

Contents

設立年月日

3つの中で一番古いテーマパークは東京ディズニーランドです。1983年4月15日に開園し、35年以上経った現在でも絶大な人気を誇っているのはさすがディズニーと感心してしまいます。

次に古いのはUSJです。2001年3月31日に開園し、一時経営難ではないかというところまで失速していました。ですが、10周年を機に見事なV字回復を果たしました。16年経った現在がピークなんじゃないかと思うくらい絶好調のテーマパークです。

USJから半年遅れて開園したのが東京ディズニーシーです。開園日は2001年9月4日です。海にまつわる物語や伝説からインスピレーションを得たテーマパークで、TDLよりも大人向けのテーマとなっていて、中ではアルコール類なども注文できる飲食店もあります。

広さ

広さは東京ディズニーランドの51万㎡、東京ディズニーシーの49万㎡、ユニバーサルスタジオジャパンの47万㎡となっています。USJはハリーポッターのエリアができるまでは39万㎡しかなく、ディズニーランドとディズニーシーには少し狭いテーマパークでしたが、現在はそれほど大きな差はありません。

アトラクション、ショー、飲食店の数

各々の公式サイトでアトラクションの数を調べたところ、最もアトラクションの数が多かったのは東京ディズニーランドの37個で最も少なかったのはユニバーサルスタジオジャパンの27個でした。

ショーの数もまた、東京ディズニーランドが一番多く、13個となっていました。最も少なかったのはディズニーシーの10個でした。

アトラクション、ショー、飲食店の数はディズニーランドが最も多いという結果になりました。少し気になったのがユニバーサルスタジオジャパンは飲食店の数が圧倒的に少ないということです。

1店舗ずつ収容数が多いのかもしれませんが、実際遊びに行くとユニバーサルスタジオジャパンは他の2つのテーマパークに比べて休める場所が少ないような気がします。

入場料

2001年以降の入場料を比較したところ、値上げ回数はディズニーリゾートは5回の値上げに対して、ユニバーサルスタジオジャパンは10回も値上げをしています。

2009年までは入場料、値上げのタイミングは同じでした。しかし2010年以降はユニバーサルスタジオジャパンが毎年値上げを敢行しています。ディズニーリゾートは値上げの回数は少ないものの値上げ額が大きいため、現状の入場料はそれほど大きく差が開いているわけではありません。

2018年1月4日現在の価格は東京ディズニーランドのが7400円に対して、ユニバーサルスタジオジャパンは7600円です。ユニバーサルスタジオジャパンは1月末からさらに値上げをして7900円になることが決まっています。

入場者数

ディズニーランドには2001年以降毎年1300万人以上の来場者があります。ここ数年は減少傾向にあるとは言うものの1600万人以上が訪れていることを考えると、現状でも集客しすぎなんじゃないかとさえ思ってしまいます。近年で最も多かったのは2014年に1730万人です。
ディズニーシーはディズニーランドと比べると年間で2、300万人少ない程度の来場者数となっています。近年で最も多かったのは2014年の1410万人となっています。

ディズニーリゾートは2013年以降は年間3000万人以上の来場者があります。日本の人口の4分の1が1年間にディズニーリゾートに手中すると考えるといかにすごい数が訪れているかがよくわかりますね。どちらも多少の上下はあるものの安定した来場者数をキープしていると言えると思います。

一方でユニバーサルスタジオジャパンはかなりばらつきのある推移となっています。2001年~2010年まではユニバーサルスタジオジャパンは開園当初に比べて減少傾向にあり、ディズニーリゾートと比較の対象としてはかなり見劣りする状況でした。

ハリーポッターエリアができるまでは面積もディズニーリゾートのテーマパークを比較するとかなり狭かったということも大きく影響していたのかもしれませんが、2009年、2010年にはディズニーランドの半分程度にまで落ち込んでいることを考えるとかなり厳しい状況だったのではないかと思います。

ですが、2011年の10周年以降はV字回復を果たして、ディズニーランド、シーにどんどん追いつき、2015年には東京ディズニーシーの1360万人を抜き1390万人にまで来場者数を伸ばしました。2016年にはさらに記録を更新し、1460万人を突破しました。

僕が最後にUSJに遊びに行ったのは2014年ごろだと思うのですが、その当時からあふれかえるような人でとてもじゃないですが、1日で満喫するということはできませんでした。

まとめ

現状、来場者数やアトラクションなどの施設などはディズニーランドが最も多くなっています。ただ、ユニバーサルスタジオジャパンの勢いがあまりにもすごいので今後どうなるかは予想が出来ません。

施設の状況を考えると、個人的にはこれ以上USJは来場者数にこだわるべきではないんじゃないかと思っています。2014年時点ですでにキャパオーバーしていると感じました。USJは今後、どのようにして来場者数を調整するかが課題になるのではないかと思います。