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向いている本
電子書籍に向いていると感じた本の種類ですが、大きく分けて三つあると思いました。
漫画
一つ目は「漫画」です。最近は新しく買い集めているもののすべてを電子書籍で購入しています。
小説
二つ目に向いていると感じた本は「小説」です。個人的には小説は文字が読めればいいかなと思っています。紙の質感が大事だとか紙である必要性を重視する方以外なら、本と変わらないくらいに読みやすいと思いました。
文字の大きさが調整できるので「小説は読みたいが、本だと文字が小さくて読むのはしんどい。」という方にもおススメです。
目が疲れやすいという方は、タブレットやスマホよりも電子書籍端末を利用できる環境の方がより読みやすいと思います。
ビジネス書
三つ目に経営、経済などのビジネス書の類です。
こういった類の本だと小説のように文字を読むだけでなく、線を引いて注釈を加えるという人も少なくないんじゃないかと思います。
電子書籍では重要と感じた部分にマーカーを引く機能も付いています。また、マーカーを引くだけでなく、メモを加えることも可能ですので、本よりも便利に使えるかもしれません。
Kindleでは多くの人がマーカーで線を引いている部分がわかるようになっているので、たくさんの人が重要だと感じている部分が一目でわかります。
向いていない本
電子書籍はすごく万能ではあるのですが、全ての本において万能というわけではありません。まだまだ発展途上だと感じることも少なくありません。こちらも向いていないと感じる本の種類を3種類紹介したいと思います。
教材
一つ目は参考書、問題集などの勉強用のものです。原因は電子書籍にあるというよりもファイル形式に問題があります。
どういうことかというと、参考書などの電子書籍は書き込みやマーカー機能を使えないPDFタイプのものがほとんどだからです。
勉強用の本で線を引くことができないばかりか、書き込みができないのは致命的と言ってもいいと思います。
書き込みできない形式で販売している出版社には悪意すら感じてしまいます。
図解の多い本
二つ目は図解の多い本です。図解の多い本は図と文章が並んで初めて読みやすいと思うのですが、電子書籍では並べて表示することができません。
PDFタイプのものだと紙のように並べて表示することができるのですが、電子書籍の機能をほとんど利用することができないため、あまり意味がありません。
図解の多い本の良い部分を最大限に生かしつつ、電子書籍を利用するというのは現段階では難しいのかなと思います。
児童書
三つ目は絵本などの児童書です。絵本を読む場面は寝かしつけという方も少なくないでしょう。児童書は書かれている絵を見ながら物語を読み進めるので、電子書籍を利用するとタブレット画面を寝る前に見せることになります。
寝る前のタブレットの画面は睡眠障害を引き起こす恐れがあるというのは、最近では当たり前になっていると思います。これは子供も同様と考えると寝る前に絵本をタブレットで見せるというのは決して良くないことだとわかるのではないかと思います。
まとめ
電子書籍は素晴らしいと思いますが、全ての本に順応できるほど万能ではありません。
電子書籍がどのような本に向いて、どのような本に向かないのかを知ると効率的に電子書籍を利用できるのではないかと思います。